韓国石油公社が運営する原油価格情報サイト「オピネット」によると、今月第1週目の暖房用LPG店頭価格は1キログラム=2166.67ウォン(約158円)で、前週より89.79ウォン上昇した。これまでの最高値は昨年6月の2102.17ウォンだった。
LPG元売り会社は毎月末に輸入価格、税金、流通コストなどを反映し、店頭価格を決める。大きな変化要因がなければ、第1週目の価格が1か月間続く。
LPG価格が高騰を続けているのは、輸入価格が上昇しているためだ。暖房用のLPG需要が増加した上、国際社会の対イラン制裁により中東地域で軍事的緊張が高まっており、LPG輸入価格は当面、高値を維持するとみられる。
業界関係者は、「業界だけに責任を転嫁せず、(政府の)油類税引き下げなどの方針が必要」と指摘した。
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