前年同月比の上昇率は3月に2010年8月(2.7%)以来となる2%台を記録しており、2か月連続で3%を下回った。
エネルギーと食品を除いたコア物価は前年同月比1.8%、前月比0.1%、それぞれ上昇した。食料品など生活物価指数は前年同月比2.0%上昇、前月比では0.1%下落した。
部門別に見ると、畜産物(前年同月比マイナス8.8%)や医薬品(マイナス3.6%)の価格引き下げ効果が大きい。その半面、農産物(10.7%)や石油類(6.5%)、電気・水道・ガス(5.8%)の上昇率は高く、体感的には依然として不安定な状況となっている。
品目別では粉トウガラシ(76.1%)やトマト(26.7%)、タチウオ(25.7%)、コメ(10.2%)などが2桁の上昇率だったほか、ガソリン(7.0%)、軽油(5.5%)、液化石油ガス(LPG、7.3%)も高止まりしている。
市内バス料金(9.6%)や電車料金(14.0%)、都市ガス料金(9.8%)など公共料金引き上げの余波も続く。
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