大学入試を控えたある土曜日、高校３年生の教室では成績上位20人の生徒が参加しての”特別エリートクラス”と呼ばれる授業が行われていた。すると突然、スピーカーから「エリーゼのために」が流れると同時に、成績トップの生徒が苦しみ始め「生き残るためには問題に正解しなければいけない」という声が教室へ響き渡った。殺されないための条件はただ１つ、制限時間内に正解すること。こうして、生き残りをかけた”死の試験”が幕を開けたのだった。

韓国映画『コ死：血の中間考査』は、元＜See Ya＞のナム・ギュリが出演することでも話題となったホラー映画。毎年、夏になると必ずスクリーンを賑わし、観る人を”涼しく”してくれるホラー映画だが『コ死：血の中間試験』は富川映画際で一足早く公開され、そこで多くの賞賛を得た折り紙付きの作品だ。