チョン・イルのことをよく知る韓国情報通のラジオDJ古家正亨さん登壇! チョン・イル来日時のエピソード&初日舞台挨拶でのハプニングを暴露!!
第27回釜山国際映画祭で、『パラサイト 半地下の家族』に次ぐ大傑作と称された、チョン・イルとラ・ミランのW主演作、映画『高速道路家族』がシネマート新宿ほか全国順次公開中です。
「太陽を抱く月」のチョン・イルと『ガール・コップス』のラ・ミランのW主演作『高速道路家族』は、ホームレス一家と裕福な訳あり夫婦、2つの家族の偶然の出逢いが火種となるパラサイティック・スリラー。第27回釜山国際映画祭で「『パラサイト 半地下の家族』に次ぐ大傑作」「ユーモア、サスペンス、アクション…映画のすべてが詰まった衝撃作」と称され、本国の公開でも、観客・批評家の熱狂を呼び、スマッシュヒットを記録した話題作。ホームレス一家の父親ギウ役を演じるのは、「太陽を抱く月」、「ポッサム ~愛と運命を盗んだ男~」など多くの大ヒット作品に出演し、本作が7年ぶりのスクリーン復帰となるトップスターのチョン・イル。サービスエリアでギウ一家と偶然出逢う経営者のヨンソン役には、『正直政治家 チュ・サンスク』で青龍映画賞主演女優賞を受賞し、『国際市場で逢いましょう』、『ガール・コップス』など話題作で唯一無二のキャラクターが好演のラ・ミラン。韓国映画史に残る大ヒット作『スキャンダル』のイ・ジェヨン監督に師事してきた、注目の新鋭イ・サンムン監督がメガホンをとった。
本作のヒットを記念いたしまして、本作でギウ役を演じた主演のチョン・イルのことをよく知る韓国情報通のラジオDJの古家正亨さんと、本作のメイン公開館であるシネマート新宿の公開作品編成を担っているエスピーオーの野村武寛さんが登壇し、チョン・イルさんの来日裏話やエピソードなどをたっぷりお話いただきました。
映画『高速道路家族』トークイベント
【日時】4月28日(金) イベント/18:35~※上映後イベント
【場所】シネマート新宿(新宿区新宿3丁目13−3新宿文化ビル6F・7F)
【登壇者】古家正亨、野村武寛(エスピーオー)(敬称略)
映画『高速道路家族』の公開から一週間が経ち、公開初週のミニシアターランキングで3位を獲得するなどスマッシュヒットを記録している。映画のヒットを記念し、この度、新宿シネマートにて本作でギウ役を演じた主演のチョン・イルのことをよく知る韓国情報通のラジオDJの古家正亨さんと、本作のメイン公開館であるシネマート新宿の公開作品編成を担っているエスピーオーの野村武寛さんが登壇しトークショーが行われた。
古家さんと野村さんの軽妙なトークでスタートしたトークショー。野村さんが「本当に多くのお客さんにお越しいただき、古家さんと皆様のおかげでこの映画、大ヒットしております。ありがとうございます!」とほぼ満席で集まった観客に向け感謝の言葉を送ると、会場からは大きな拍手で答えが返ってきた。
古家さんは、先週来日していた主演のチョン・イルさんの取材時のエピソードを披露し、「インタビューしたときに『チョン・イルさんが演じるお父さんは病気なんですか?』と聞いたら、『ん~、いろんな考え方があるよね』と仰っていて、どういう状況に置かれているかは観る人に委ねているんですよね。お父さんに感情移入できるかできないかで、後半のお父さんの衝撃シーンは捉え方が変わってくると思うんです。チョン・イルさんは孤独を感じるために、撮影現場でも一人で過ごすようにしていたと話していました」と話すと、野村さんは「まさにそうなんですね。そこまでするの?と観ていて思いました。チョン・イルさんは凄いな」と感想を述べ、映画を観終わったばかりの観客たちも同意している様子だった。
続いて、W主演のラ・ミランさんの演技について話題が移り、古家さんが「チョン・イルさんもすごいんですけど、ラ・ミランさんの演技もいいんですよね」と野村さんに話を振ると「そう!すごく切ない!この家族を何とかしてあげて!と祈りながら見ましたもん!!」と興奮気味に語り始め、その様子に思わず古家さんが「すみません、あっち(客席)に行ってもらっていいですか?(笑)」と突っ込むと場内からは大きな笑いが起きた。野村さんは「タイトル見て『高速道路家族』って何だろう、高速道路で家族が楽しく過ごす映画かなと思ってみたら、全然違うじゃないですか。すごく悲しくて…こういう映画だとは思いませんでした。だから心が鷲掴みにされました」と、映画の魅力を熱く語り続けた。
古家さんが「チョン・イルさんに日本版のポスターをどうですか?って聞いたら、『なんか起こりそうだよね』と仰っていたんですよね。その理由が、韓国版のポスターってすごくアットホームなんですって。前半の朗らかな家族の様子がでてるポスターで。なので、知り合いがこの映画を観た後、『大丈夫か!?』って連絡してきたそうなんです。結構そういった連絡が来たって話していました。朗らかなポスターを観ていったらあんな風になってしまうから、『大丈夫?』って連絡が来てしまったそうなんです。だから日本版のポスターを見て、『いいよね。何かが起こりそうな雰囲気がある』と笑顔で話していました」とチョン・イルさん来日時のエピソードを明かした。
話題は古家さんが先週行われたチョン・イルさんと一緒に登壇した初日舞台挨拶イベントで行われた質問コーナーに移り、「舞台挨拶で5名の観客の方にステージの上に登壇いただいて、チョン・イルさんに質問をしてもらったんですが、質問してくれた人へのお礼として、チョン・イルさんからハンカチをプレゼントしようということになったんです。1回目の舞台挨拶の時にチョン・イルさんがずっと両手で小さく正方形を描く仕草をしていたのですが、僕はそれがスタッフへのハンカチを忘れないでねって意味だと思っていたんですが、そしたらスタッフさんが台本を持ってきて。もうイベントも終盤に差し掛かっているのに台本持ってくる!?ってびっくりして。チョン・イルさんもあれ?っていう表情をしていました(笑)」と、初日舞台挨拶時のハプニングを披露すると会場からはクスクスと笑いが漏れていた。偶然、会場にはその時にチョン・イルさんからハンカチをプレゼントされたラッキーな観客の方もいて、その時の様子を観客の視点からも話してくれ、会場には幸せな雰囲気が溢れていた。
トーク後半では古家さんが韓国の高速道路情報について語り、男子トイレに的として描かれているのが“トンボ”であることや、サービスエリアで売られている韓国グルメについてや、劇中に出てくるトラックで音楽のカセットテープが売られているシーンについて、トラックの運転手が眠気覚ましのためにテクノ音楽を流す際に古いトラックだとCDが掛けられないからカセットテープで売られていることなど解説が加えられた。古家さんは「韓国の生活習慣だったり、ライフスタイルだったり、そういったものも垣間見れていいんじゃないでしょうか?」と映画をアピールし、最初から最後まで笑いの絶えない和やかな雰囲気の中、トークイベントは満場の拍手で幕を閉じた。
『高速道路家族』は絶賛全国順次公開中。
監督・脚本:イ・サンムン
音楽:イ・ミンフィ 『ひと夏のファンタジア』『最善の人生』 美術:ソン・ソイル 『ポエトリー アグネスの詩』『バーニング 劇場版』
出演:チョン・イル、ラ・ミラン、キム・スルギ、ペク・ヒョンジン、ソ・イス、パク・ダオン
2022年/韓国/韓国語5.1ch/128分/英題:Highway Family/字幕翻訳:具美佳/G指定
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配給:AMGエンタテインメント
公式サイト:https://kousokudouro-kazoku.jp
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