ポン・ジュノ監督の最大の長所の一つが社会批判的な要素(芸術性)を含みつつもヒットを生み出す(大衆性)ところだと思っています。特に「パラサイト 半地下の家族」はその二つの要素を極限まで最大化した作品だと思います。映画を見終わった後に思ったのは、どうやってこんな考えに至ったのか、どうやってこんな映画を作ったのかということでした。

タイムリーなブラックコメディ、厳しく反映された上下の階級... 映画についてしっかりと学んだわけではないので、もっと良く表現することはできませんが、ただ無理矢理映画祭を席巻したわけではないと思います。中には、地元の発言によりオスカーが配慮して賞を与えたと言う人もいましたが、絶対にそうではないと思います。本当に「パラサイト」の作品賞、監督賞、脚本賞など、主な賞を全て獲得したことは、正直当然だと思います。本当にとてもよく作られた映画でした...。極めて韓国的な背景の韓国の現実を表した韓国の映画がオスカーを総なめにしたのも、それだけ「パラサイト」が本当によく作られた映画だったからだと思います。


静かに見ていて、ジャンルが切り替わる瞬間から本当にクレイジーな感じで見たような気がします、本当に…笑 ポン・ジュノは本当に天才のようです。

「パラサイト」を楽しんで見た方や、名作だと思う方々、皆さんが「パラサイト」をどのように見たか話しましょう。専門的な分析もいいです!ただの感想もOKです。