6月23日、ソウル近郊・京畿道水原市で電気自動車(EV)タクシーが信号機や街路樹をなぎ倒す事故が発生しました。

18日午前5時20分ごろ、水原市の道路で60代のベテランタクシー運転手の運転する起亜自動車のEV6が猛スピードで走り、信号機や街路樹に激突しました。

ネット上で拡散された事故映像を見ると、車は宙に浮くほどの速さで道路右側の信号機や街路樹、壁に衝突しています。

この事故により運転手は腕を骨折するなど重症を負ったということです。警察の取り調べには「速度を落とそうとしてもブレーキが効かなかった」「他の車や人にぶつからないよう信号機の方向にハンドルを切った」と話し、欠陥事故だと主張しています。