12年間愛されてきた日本の人気ドラマ「孤独のグルメ」の初めての劇場版「劇映画 孤独のグルメ」が、「第29回釜山国際映画祭」の“オープンシネマ”セクションに公式招待されて、ワールドプレミアで上映予定です。

2012年1月の放送開始以来、深夜ドラマとしては異例的な話題性を記録してシーズン10までシリーズをつないできた「孤独のグルメ」が、初めて映画化されるというニュースが全世界のドラマファンの間で話題を集めました。

特に、満足のいく一食のために必死になって食堂を選んで食べ物を吟味する主人公“井之頭五郎”は。韓国でも次第に増えていく“ひとりごはん”の固有名詞でありロールモデルになって、「腹がへった」のような名ゼリフが流行ったり、ドラマの中の食堂が日本旅行の必須訪問コースになるなど、韓国でも高い人気を得ています。

そして何より12年の間、主人公“井之頭五郎”役を演じる俳優松重豊が、今回の劇場版の主演はもちろん、監督と脚本も手掛けたという点で、関心が熱い作品です。

「釜山国際映画祭」公式招待と韓国公開を記念して、“五郎さん in 韓国」のスチールも一緒に公開されました。 韓国語の看板がいっぱいな遊覧船ターミナルで、いつものようにお腹がすいてしまった表情の”井之頭五郎“の姿は笑いを誘うと同時に、韓国でどのようなグルメ体験が繰り広げられるのか、期待感を高めます。

このうれしいニュースに映画の監督・脚本・主演を手掛けた松重豊は「来年1月の日本公開に先立って、韓国の『釜山国際映画祭』で上映される事は非常に光栄です。 そして韓国でこのドラマを愛してくれる方々が多いということも、本当に栄誉なことだと思います」という感想を送りました。

また「それで韓国が話の重要な舞台になるのは自然な流れでした。言語は違うが、食べ物を通じて心を分かち合うエピソードは、笑いとともに人々に伝わることができると確信しています。 多くの意味で集大成することができるように“井之頭五郎”を演じる私がメガホンを取りました。 韓国の皆さん、期待して待っててください」という監査のあいさつとお願いを一緒に伝えて、韓国のファンたちの期待感が高まっています。

「第29回釜山国際映画祭」のワールドプレミアで初登場する「劇映画 孤独のグルメ」は、2025年3月に韓国でも公開される予定です。