運転ともうひとつ、驚かされたのは、韓国の駐車事情。車の台数に比べて駐車場がめちゃめちゃ少ないんだと思います。路駐は当たり前、路地の狭い合間合間にも、なんとか頑張って駐車しています。駐車禁止エリアも当然あるのですが、みなうまく掻い潜って車社会を生きている感じです。
そして、ほぼ90%の車には、持ち主の携帯番号が書かれています。自分の車が出せない、通れない、といった場合には、この番号に電話をすれば良いのです。お互いさまですから、車のことで突然電話がかかってきても、あ!すぐに行きます!と、わりと迅速に対応する人がほとんどですが、駐車をめぐるトラブルは尽きないようで、しょっちゅうあちこちで怒鳴り声が聞こえます。どうにかならないのかな、駐車事情・・・。
あと、駐車する場合の幅も狭いので、ドアをぶつけた時の傷防止に、ちっちゃいスポンジを貼っている車をよく見かけます。すごーく高級車なのに、スポンジが付いちゃってるのはギャップに笑えます。
最後に、これは日本でもただちに導入すべきだと思うのが「ブラックボックス」と呼ばれる小型カメラです。車の前・後ろにつけておくタイプのカメラなのですが、事故の際の証拠にもなりますし、車上荒しの予防にもなります。日本でも、タクシーなどにはついている場合がありますが、まだまだ一般車両には広く普及されていませんよね。韓国では、ほとんどの車にブラックボックスがついていて、そのおかげで、周辺で起きた犯罪の瞬間を捕らえたり、車のみならず、防犯にも役立っているといいます。映像は、自分のスマホなどでも確認ができるので、とってもいいなと思っています。
左ハンドルであること以外にも、日本とたくさんの違いがある韓国の車事情をお伝えしました!