◆動物登録制度とは?
  2014年1月1日から施行されている制度で、生まれて3ヶ月以上のわんちゃんを育てている飼い主は、お住まいの市・郡・区庁に行って動物登録をしなくてはいけなくなっています。(万が一、登録を怠った場合、 40万ウォン以下の罰金を課せられることもあるそうです。またソウル市内にある市営ドッグラン2箇所(ワールドカップ公園・オリニ大公園)では、入場の際、動物登録番号の確認が行われており、登録が確認できない場合は入場できませんので注意しましょう。)

◆登録方法について
1.まずは、どこで登録を行っているか確認。
・登録代行動物病院検索(韓国語サイト)
http://www.animal.go.kr/portal_rnl/map/record_agency.jsp

・登録代行を行っている動物病院が近くにない場合、管轄市庁の「動物衛生課(동물위생과)」で登録を行うことができます。

・市庁または動物病院の窓口で「動物登録申請書(동물등록신청서)」に必要事項を記入。

・申請書に記載された情報を元に登録。登録後15桁の登録番号が発行されます。

・登録手続き後、数週間後に管轄市庁(区庁)から登録証明証が郵送されます。

◆登録の種類と料金

 登録の方法は3つあります。

 1)内蔵型マイクロチップによる登録
  ・海外渡航の予定があるわんちゃんは、こちらをお勧めします。日本など海外に連れて行く場合は、こちらの内蔵型が必須となります。約20,000ウォン~40,000ほど。

 2)携帯チップによる登録
 ・キーホルダータイプのチップ。首輪にぶら下げて使います。15,000~20,000ウォン。
 ・ソウル市営ドッグランで一番多く見られたのが、このキーホルダータイプ(写真)のチップ。
  中にチップが入っており、裏にも15桁の登録番号が記載されています。

 3)登録番号のみ発行
 ・同じ方法で15桁の番号を発行してもらい、ご主人が直接お好みのキーホルダーを購入し、必要情報を記載する方法。登録手続きにかかる費用は10,000ウォンほど。

近年、留学中に韓国でペットを飼い始めたり、日本から韓国に結婚をきっかけに移住し、ペットを育てるご家庭が増えているようです。海外渡航はもちろん、迷子犬になったときなども、登録をしておけば安心ですので、是非登録されることをお勧めします。