USJのグレン・ガンペル社長から正式に大阪の映画のテーマパークのユニバーサルスタジオを運営しているユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)が沖縄に新たにテーマパークを作る予定であることが発表されました!
ユニバーサルスタジオと言えば、今年の2月20日に開業初年度に記録した年間来場者数最高記録を更新した、今や大阪の定番の観光地として有名です。更にこのユニバーサルスタジオ自体を拡張したり、東京ディズニーランドのように、別のテーマパークを新たに大阪に作るための十分な土地が確保できないため、東南アジアなど外国も含めて広く、「第2のUSJのテーマパーク」の場所を探した結果、沖縄に正式に決まりました。
http://www.usj.co.jp/company/news/index.html

沖縄タイムスによると、その運営会社USJの経営幹部らが沖縄県庁の仲井間知事を訪ねて、名越が新たなテーマパーク建設予定になっていると伝えたのは去年の事ですが、実は2年前から名護市と守秘義務を結んで水面下の交渉はあった事実を明かしています。
http://www.okinawatimes.co.jp/article.php?id=83948
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-228067-storytopic-4.html

大阪のユニバーサルスタジオより規模は小さく、施設全体を4区画として半日間楽しめるような仕組みのものにするという案が出ているそうです。想定では年間約150万人の来場を目指します。
肝心のテーマパークの内容ですが、映画以外の内容になるとガンペル社長は事業案の説明で話しています。「沖縄の場所に合ったテーマパークにしたい。沖縄の自然を活用した別の形態で2018年5月の開業を目指す」そうです。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150318-00000029-asahi-bus_all
http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/economy/economy/1-0113028.html

この新たな事業計画には沖縄の基地移転問題で沖縄ともめている政府も新たな振興策として歓迎を隠せません。菅義偉官房長官はUSJ幹部に直接会ったことを明かし、「政府もバックアップ体制を取りたい」と話しています。USJが沖縄を選んだ理由が国が沖縄を経済特区として企業進出や企業立地は国内で唯一国税優遇措置を受けられるという面も魅力的な候補地です。

大阪のユニバーサルスタジオは日本人のリピーターだけでなく、外国人にも人気のテーマパークですが、沖縄に作られる予定のテーマパークも外国人観光客もターゲットに入れた集客を見込んでいます。