キム・ユジョンは「雲が描いた月明り」でヒロインのホン・ラオン役を演じています。「子役出身」というタイトルを超えて、どんなドラマのヒロインでも遜色ないとの評価を受けています。「雲が描いた月明り」が20%を超える視聴率で人気となっているのは、キム・ユジョンを除いては考えられないという程です。
キム・ユジョンは10代ですが今年でデビュー14年となります。2004年映画「DMZ非武装地帯」で女優としての一歩を踏み出しました。以降たくさんのドラマや映画で子役俳優として活躍してきました。
キム・ユジョンが今回の作品で注目を集める理由は、ヒロインの子役からすでに堂々とヒロインの役割を務めていることです。キム・ユジョンは長い間「○○の子供時代」役を主に演じてきました。
「風の絵師」のムン・グニョン、「一枝梅」と「トンイ」でハン・ヒョジュ、「太陽を抱く月」のハン・ガイン、「メイクイーン」のハン・ジヘ、「黄金の虹」のユイの「幼い頃」を演じたのがキム・ユジョンです。
しかし「雲が描いた月明り」ではこれ以上「○○の子供時代」に屈する必要がないと自ら証明しました。彼女はヒロインの役割をこなす力量を兼ね備えました。10年を超えて地道に演技力を磨いて、ようやくその努力が輝きを放っています。
より期待を集めるのはキム・ユジョンがいまだ10代後半ということです。20代女優が枯渇する韓国女優市場で、この欠乏を埋める有力な存在としてキム・ユジョンが選ばれています。
子役俳優を超えて次世代女優に躍り出たキム・ユジョンの今後に期待が高まります。