人の幸せを素直に喜べない……心理や対処法って？

SNSで流れてくる友達の幸せそうな日々や同僚の昇進など、よい報告なのに素直に喜べない……という経験をしたことがある人も多いのではないでしょうか。そんな自分に嫌気がさしてしまうことも。そこで今回は、人の幸せを素直に喜べない心理や対処法をご紹介します。

○人の幸せを素直に喜べない原因って？




「仲のよい友達が先に結婚した」「同期が昇進した」など、他人の幸せを素直に喜べないと罪悪感を抱いてしまうもの。

そんなときは、そんな自分の心理状態を理解することが大切です。
人の幸せを喜べない原因が何なのか、まずは考えてみましょう。

【人の幸せを喜べない主な原因】

・自分に自信がない
・現状に満足していない
・人生に焦っている
・自分と他人を比べる癖がある
・競争心が強い

自分に自信がなかったり、「失恋した」「仕事が上手くいかない」など現状に悩みを抱えていると他人の幸せが羨ましく思えるもの。心の余裕を失っているといえるでしょう。

競争心の強さも、人の幸せを素直に喜べない原因のひとつ。ついつい周りの人と自分を比べて勝ち負けを競ってしまうため、幸せそうな人を見ると「負けた！」と劣等感を抱いてしまいます。

○人の幸せを素直に喜べないときの対処法




1.自分の気持ちを受け入れる

他人の幸せを喜べないという感情は多くの人が経験するもの。

素直に喜べないことに対して罪悪感を抱くということは「本当は喜んであげたい」という感情の表れ。むしろ、あなたが繊細でやさしい人である証拠なのです。

余裕がない状況に陥っているだけなので、「今、私は喜べないモードなんだな」と自分を責めず今の気持ちを受け入れてあげましょう。

2.自分の幸せに目を向ける

他人の成功や長所についつい目を向けがちですが、まずは自分の幸せを見つめ直してみましょう。

「隣の芝生は青い」という言葉があるように、羨ましく思える他人の幸せも客観的に見ると自分の幸せと大差ない、なんてことも。

それに他人がいくら幸せだからといって、あなたの幸福度に影響しないことも覚えておきましょう。

友達がよい会社に就職しようと、美形の恋人がいようと、あなたの幸福度が下がるわけではありません。
他人と自分を比較せず、自分だけの幸せをしっかり考えてみましょう。

3.他人ではなく過去の自分と比べる

どうしても誰かと比べてしまう人は、他人ではなく過去の自分と比べるとよいでしょう。

過去に比べたら、今の自分は何かしら成長しているはず。
自信にもつながりますよ。