日常生活を送るなかで、「優柔不断だね」と言われたことがある人も多いのでは?優柔不断とは、決断力が乏しい状態のこと。レストランで注文するメニューをなかなか決められなかったり、周囲の意見に流されて自分の意見が定まらなかったり……まわりをイライラさせていないか心配になることもあるでしょう。そこで今回は、優柔不断な人の特徴や改善方法を紹介します。ぜひ参考にしてくださいね。
○優柔不断な人の特徴
・決断ができない
優柔不断な人は、何事にも決断するのに時間がかかります。ランチメニューの「パンかライスか」といったささいな二者択一で5分以上迷ってしまう、なんていうことも。選択肢が多いとなおさら混乱します。
仕事や人生における重要な判断を迫られると、答えを出すことから逃げて後回しにしたくなるという人も多いでしょう。
・一度決めたことを前言撤回する
一度決めたこともすぐに迷って、結局「やっぱり……」と前言撤回することもしばしば。優柔不断な人は自分に自信がないため、過ぎたことをクヨクヨ振り返る傾向があります。そのため、なかなか物事がスムーズに前に進まないのです。
・他人の意見が気になる
優柔不断な人は自信がないため、自分の答えを二の次にして、周囲の意見を参考にしがち。「なんでもいいよ」と人任せにするのがクセになっていることも。誰に対してもよい顔をしてしまい、意見がころころ変わるので、まわりの人を困惑させることもあるでしょう。
・心配性
優柔不断な人は心配性でもあります。ポジティブに変換すると“慎重な人”と言えますが、「失敗しないか」と不安になりすぎて何も選べなくなってしまうのはデメリットとでしょう。
○優柔不断な性格を改善する方法って?
・完璧を求めないようにする
優柔不断な人は、失敗を恐れるあまり完璧を求めがち。完璧を求めなければ、決断するのがグッと楽になりますよ。誰しも失敗はするものです。「7割程度できればよい」という気持ちでいれば、自分の意見も言いやすくなるでしょう。
・小さな成功体験を積み重ねて自信をつける
自信のなさを解消するには、成功体験を積んでいくことが大切。「今日はいつもより決断するのに時間がかからなかった」「自分の意見が言えた」など、小さいことでOK。決断することにもやがて慣れていくでしょう。
・早く決断する訓練をする
ランチメニューを決めるときなど、小さなことから早く決断するクセをつけましょう。はじめのうちは慣れなくても、徐々に早く決められるようになるはず。時間設定を事前に決めておくとよいでしょう。また、たとえ選択に失敗したとしても、いつまでも引きずらないことも大切です。
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