よく「美人は性格がよく見える」と言われます。
美人は、就職の面接でも受かりやすい、と言われていますし、美人は平凡な容姿の女性よりも8%収入が多かったそう。

ですが、逆に「美人は性格が悪い」ともよく言われることです。
なぜ、こんな相反するイメージが美人にはついてしまうのでしょうか?


【ミルズとアロンソンの研究(1965)】

この研究の概要を簡単にまとめるとこうです。

半分の実験参加者には一人の女性をメイクアップして「美人」にした状態で見せ、残りの半分の参加者にはメイクダウンして「あまり魅力がない女性」にして見せました。

結果はメークアップで「美人」になっている方が「チャーミングで」「優しく」「好感が持て」「きちんとしている」などと評価されたそう。

やはり、美人の方が性格がよく見えることがわかりますね。
こう言った研究は他にも行われていて、すべての研究において美人は性格がよく見える確率が高い、とされています。





・美人が性格が悪いと言われる理由

ではどうして「美人は性格が悪い」などと言われるのでしょうか?
今回、私が記事を書くにあたって参照させてもらいました、「美人の正体」の著者、越智啓太先生によれば、
次のような見解なのだそう。

”「神様は平等であり全ての人に等しく才能を授けてくれている」という幻想を信じたい人が多い。
つまり美人である人はその他の面が劣っている、と考えて納得したいのです。
このような世界観が、「美人は性格が悪い」と言われる理由でしょう。”

確かに、現実は不平等ですが、神様は平等に人を創ってくれている、と信じたい気持ちもわかります。





あと挙げられるのは、美人にフラれた男性たちのことです。
私の個人的な見解ですが、美人にフラれた男性は自分に落ち度があってフラれた、というのが悔しいし、きっとプライドが邪魔をして真実を周りに話すことは難しいでしょう。
そのため、美人にフラれた男性は「あいつ、美人だけど性格は悪いんだ」などと言いふらしている可能性もあります。

また、美人は無表情だと美しすぎるが故に『冷たい』印象を受けることがありますよね。そこが美人が「性格が悪い」と言われてしまう理由だと思います。

もしあなたが美人で、性格が悪いなどと言われて悩んでいるならば、多くは誤解なので気にしないでください。人は見た目のイメージに左右されて物事を判断しがちです。

本当に外見にとらわれず、あなたの心や内面をしっかりみてくれる人とだけ付き合えば良いのです。
それから、表情が豊かだとその分「いい人」に見えます。
普段から無表情ではなく、表情を顔に出してみるとあなたの美人という武器がより活かせるかもしれませんね。

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