家でパソコンを使ってビジネス的なやりとりをする人もいるでしょうけれど、それを困難に感じたことはありませんか?文章のみでコミュニケーションを取ることの難しさを痛感したこともあるでしょう。ここでは、そんなミスをしてしまったやりとりの事例や、今後気を付けるべき点について紹介していきます。

まずは文章だけのやりとりでミスをした事例から紹介しましょう。今多くの人がやっているのがクラウドソーシングです。これらは基本的にメッセージでのやりとりになるのですが、この時にクライアントとライターの間で齟齬があります。




実際には、クライアントが例として挙げた構成案が依頼にくっついており、それを自分に向けられたものだと思ったライターがその構成案を元に記事を書いたという事例があります。この例とは、クライアントは他のライターに頼んだものを載せただけだとのことと話していたのですが、説明がなかったライターは構成案を記事化してしまったのです。ここからは説明不足や勘違いが見えてきますね。

また、「まずは2記事お願いします」というクライアントの言い方から、当然まだ記事を書くと思っていたライターはそこで依頼を打ち切られたという事例もあります。依頼には10記事とあったそうですが、クライアントは応募者が多かったため記事を割り振ったとのこと。この場合は、勘違いさせるようなクライアントの「まずは」という表現がまずかったですね。




このように、文章だけのやりとりではビジネスでトラブルを招きかねない状況が多々出てくるのが実情です。対面でコミュニケーションを取っていたら防げたであろうことも、文面だけでは勘違いしてしまう確率が高いのです。

これを防ぐためには、確認をこれでもかと行うことが大事です。わかるだろう、悟ってくれるだろうという思いこみは危険なので、丁寧に一つ一つの確認作業が必要です。返信が遅いと省きたくなる工程なので、既読スルーする人とはやりとりを控えるのも得策です。

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