20代だと、普段は会わない人でもSNSを通じて結婚したと知る機会も多くなります。相手が結婚したと言わなくても、女性が苗字を変える方が多いので、SNSで名前が変わっていたら結婚したのだと察することも容易です。これによって自分は劣等生だとストレスを抱えるパターンは増えています。

結婚しない人が増えている世の中ならそんな劣等感はなくなってしまっても良いくらいなのに、それでもなぜ女性は同世代の結婚によってストレスを感じるのでしょうか。それは、世間からの無言の圧力と将来への不安でしょう。




世間からの無言の圧力は、例えば社内で結婚していないのは自分だけなのに、もう30代になってしまったことなどについて、人から何も言われていないにも関わらず変にプレッシャーを感じたりすることです。

将来への不安は、結婚することで解消するという考えもあります。自分が倒れた時、相手が体調不良の時にそばにいて助けてあげられる、介護し合えるという関係を築けば、確かに不安はなくなります。だからこそ、結婚しないことによって自分は今後ずっと一人で生きていかなくてはならないのだろうか、それに耐えられるだろうかと頭を悩ますのです。




また、友達が結婚したら以前と同じように遊べなくなり、相手の大切なものの対象が旦那さんや子どもにシフトしてしまったというのもストレスの原因です。今までならもっと気軽に遊びに誘えていたのに、結婚生活を想像してもううっとうしいだろうかと遠慮してしまうのです。

すると、独身同士で集まることが増えたりと、結婚している組としていない組とで分かれることがあります。これが劣等感を助長させたりもします。いわゆる負け組になったような気がするからです。

もし今後そのようなことがあれば、考え方を改めて、結婚しない生き方のメリットを強く意識してみましょう。文明が進んだ人間の生き方が結婚に縛られる時代は終わったのではと自分の中で議論してみるのもおすすめです。

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