お風呂のヌルヌルしたピンク汚れは、カビだと思っている人がいますがロドトルラという酵母菌です。
お風呂用の洗剤で落とすことができますが、水気がある場所ですぐに広がるのが特徴です。

ピンク汚れを放置すると、黒カビの原因になります。
ここでは、お風呂のピンク汚れの落とし方と予防方法を紹介します。




お風呂のピンク汚れを落とすには、スポンジにお風呂用洗剤をつけて洗いましょう。
ピンク汚れは、スポンジで強くこすらなくても、okです。
水だけでは汚れが残ることがあるので、お風呂用洗剤を使うことが必要です。

排水溝などの細かい部分は、歯ブラシを使うときれいに落ちます。
タイルの部分は、キッチンペーパーに洗剤をつけて10分そのままにしておいてシャワーで流します。
最後に、乾いたタオルか布で乾拭きをするのがコツです。

完全に除去したいときは、塩素系漂白剤を使用します。
ピンク汚れが発生した個所は水分をふき取り、塩素系漂白剤をスプレーします。
5分経ったら、シャワーで流し乾いたタオルで拭いておきましょう。

お風呂のピンク汚れは、予防することができます。
入浴後は、浴室に皮脂やせっけんかすが残って酵母菌が発生しやすい状態です。
最後にお風呂に入る人は、シャワーの温度を45度以上にして浴室全体にシャワーをしましょう。




油汚れに使う重曹でも、お風呂のピンク汚れを予防できます。
ピンク色のぬめりは酸性の汚れなので、アルカリ性の重曹が有効です。

水100mlに重曹小さじ1杯を入れたスプレーを、ピンク汚れが発生しやすい箇所にかけておきます。
5分経ったら、シャワーで流しておきましょう。
重曹に好きな香りのアロマオイルを1滴入れると、リラックスしながら掃除ができます。

お風呂の換気に注意することも、ピンク汚れの予防に大切です。
換気扇は消費電力が少ないので、毎日使っても電気代は思ったよりかかりません。
浴槽にお湯をためている場合は、ふたを閉めましょう。

浴室はドアを閉めたほうが、空気が循環されて効率がアップします。
換気扇は湿気を吸い込むので、内部はカビができやすくなります。
そのため、換気扇の掃除はこまめにしておきましょう。

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