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腸は消化吸収・排泄だけでなく、免疫にもかかわる大切な器官です。
腸が冷えると、血管や内臓の働きのバランスをとる自律神経の働きも悪くなります。
免疫機能が低下すると、風邪を引きやすくなるでしょう。
今回は、腸を温める方法について紹介します。
〇朝食に温かい汁ものを
朝は、腸が活発に動く時間です。
朝食を食べることで、胃から腸へ刺激があります。
温かいお味噌汁やスープを飲むと、腸の内側を温めることができます。
食物繊維たっぷりの野菜を使うと、ビタミンやミネラルを摂取できるでしょう。
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〇オリーブオイルを使う
オリーブオイルは、オレイン酸が入っているので腸の運動を促進する効果が期待できます。
ドレッシングにも使えますが、火に強いので炒め物や揚げ物でもokです。
長時間日光に当たると、オリーブオイルが変質するおそれがあるので注意しましょう。
〇腸を温めるドリンク
腸を温めるためには、直接温かいドリンクを飲むのがおすすめ。
次の3つのドリンクが、人気です。
・ジンジャー
・ココア
・甘酒
〇腹式呼吸をする
ストレスを感じているときは、交感神経が優位になっています。
そのため呼吸が浅くなり、筋肉が緊張して血管が収縮します。
そんなときに、力になってくれるのが腹式呼吸。
インナーマッスルを動かして、副交感神経を優位にして冷えを和らげてくれます。
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〇温めるだけでなく締め付けない服装
寒くなると、服装に気を使いますよね。
腸の冷えを予防するには、お腹を冷やさないことが大切です。
そして、血流を妨げないように締め付ける服装は避けましょう。
重ね着をして空気の層を作るのが、保温効果を高めてくれます。
〇野外と室内の温度差
冬は、屋外と室内で温度差が大きいです。
外気温の差が10度以上になると、腸に負担がかかります。
暖房器具を使うときは、温度の上げ過ぎに注意しましょう。
室内の温度の調整が難しい場合は、外に出るときにカイロを使いましょう。
お腹を急激に冷やすのを、避けることが可能です。
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