韓国映画「新しき世界」のキャスト、公開日、あらすじ
韓国最大の犯罪組織に潜入して8年になる警察官ジャソン(イ・ジョンジェ)は、上司のカン課長(チェ・ミンシク)の命令に服従しながらも、自分の正体を知らずに信頼する組織のNO.2、 チョン・チョン(ファン・ジョンミン)に兄弟のような絆を感じ始めていた。ある日、組織のリーダーが急死し、カン課長は組織粉砕を目論んで「新世界」作戦を始動させるが、それは警察に戻ることを願うジャソンを組織のトップに据えるという非情な作戦だった。果たしてジャソンの「新しき世界」とは――という物語だ。
この映画の2014年2月1日からの日本公開を前に、いち早く本作を鑑賞した各界の著名人からコメントが到着した。
まず、2014年中島哲也監督によって映画化される「果てしなき渇き」や潜入捜査官を主人公にした「ダブル」など、数々の警察と犯罪集団との物語を描いてきたミステリー作家の深町秋生は「“新しき世界”へと走り続けなければならない男たちの運命に、魂をまるごと持っていかれた。男泣きの傑作!」と大絶賛。映画監督、俳優として活躍する奥田瑛二も、「男たちの美しすぎる哀歌がそこにある。扉を開けたら最後、引き返すことのできない壮絶なまでの美学。」とコメントし、男性陣からは、イ・ジョンジェ、チェ・ミンシク、ファン・ジョンミンらが演じるキャラクターの生き様とその背負った運命への哀愁に対する共感が寄せられている。
一方で、女性からもアツいコメントが到着。「勝手にシネマ」のイラストでおなじみのイラストレーターの石川三千花は、「組織に生きる男、おとり捜査する男、警察で指示する男。隠したつもりの彼らの本心は、女性にもグッとくるはず。」と男性と同じく、男たちの生き様が女性にもたまらないとコメント。また数々の韓国の男性との恋愛遍歴を経て今は18歳年下の韓国人男性を夫に持つ作家の岩井志麻子は、「いい奴も悪い奴もカッコイイ人もカッコ悪い人も、韓国男ってなぜこんなに強烈なのかをとことん味わえる映画」と韓国男性を堪能できる映画とコメントしている。
さらに、映画評論家の町山智浩は「『新しき世界』を見ると、“それまでの世界”と“それからの世界”がすぐに見たくなる。これはサーガの誕生か?」とコメントし、「インファナル・アフェア」や「ゴッドファーザー」シリーズのように、本作の前後日譚への期待を寄せ、TBSラジオウィークエンドシャッフルのムービーウォッチメンでお馴染み、ラッパーでラジオパーソナリティのライムスター宇多丸は「潜入捜査もの随一の容赦なさ!それにしてもなんて“イイ顔”揃いなんだ韓国ノワールは……。」とコメントし、これまでに数々製作され、傑作も多い<潜入捜査もの>を上回る面白さを保証、他に元刑事で犯罪組織と警察の攻防の現場を知る国際犯罪学者の北芝健、関西で根強い人気を誇るパーソナリティの浜村淳などからもコメントが寄せられている。
男性は泣き女性は酔いしれる、男女ともに楽しめる本作、ぜひ劇場にて味わってほしい。
『新しき世界』 予告
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