パク・ボヨン の最新ニュースまとめ
しかし最近、数人の女優たちの活躍によりこのような心配は消されている。パク・ボヨン、ハン・ヘジン、ハン・ヒョジュ、キム・アジュン、ソン・イェジン、最近のスクリーンを輝かせる主人公たちだ。
■女優ハン・ヘジンは先月末に公開した映画「26年」で復讐劇の核心人物であるスナイパー役を演じ、ブレのない演技で映画を主導している。これまで主にテレビドラマで活躍してきた彼女は、スクリーンでも力のある演技を見せ、映画界における重要人物に成長する可能性を示唆した。
積み上げてきた明るく健康的なイメージは、5・18光州(クァンジュ)民主化運動という敏感な現代史を扱った映画を大衆に馴染ませる上で大きく役立ち、彼女の力は多くの観客に深い印象を残した。映画界におけるハン・ヘジンの存在感もより光るものへと導いた。
■年末のスクリーンを輝かせるもう一人の“ライジングスター”はハン・ヒョジュだ。最近公開したロマンス映画「ばんそうこう」で、新たな姿を見せ興行に貢献している。
昨年公開した類似ジャンルの「ただ君だけ」やことしの興行作品「王になった男」でも可能性を見せていたが、配役の重要さでは映画を主導するまでにはいかなかった。
しかし映画「ばんそうこう」で彼女は、頑として突き抜け厚かましいキャラクターを務め、隠されていた“気”を十分に放った。卑俗な言葉を吐き出す風変わりな姿はコメディを生かし、観客を引き込むのに大きな役割を果たしている。
来年26歳になるハン・ヒョジュはスクリーンに身を置く他の女優たちと比べ年齢も若く、20代女優が不足する映画界で期待される部分も大きい。
■秋に公開しヒットした「オオカミ少年」のパク・ボヨンもことし下半期の映画界に欠かせない人物となった。
700万人を動員し韓国国内のロマンス映画史を塗り替えた「オオカミ少年」は、オオカミ少年役のソン・ジュンギを芸能界の“トップ”へと上げたが、パク・ボヨンとの呼吸がなければこの成功は難しかったという評価も多い。女優パク・ボヨンは映画に合った純粋なイメージと共に、安定的な演技でソン・ジュンギをリードし、オオカミ少年の存在感をより光らせたと言える。
映画「スピード・スキャンダル」(824万人動員)に続き再びヒット作に恵まれたパク・ボヨンは、幼い年齢(来年23歳)にもかかわらず、韓国映画界で信頼できる女優の一人となっている。
■韓国ロマンティックコメディをヒットさせてきた女優キム・アジュンとソン・イェジンが戻ってきた。
女優キム・アジュンは今月初めに公開したロマンティックコメディ「私のPSパートナー」で変わらない存在感を誇った。
映画「カンナさん大成功です!」(661万人動員)を大ヒットさせたキム・アジュンは、6年ぶりとなる復帰作「私のPSパートナー」でも老練した演技とさわやかな活力を見せつけた。映画も現在までに160万人を動員し、損益分岐点(140万人)を超えたことで、キム・アジュンに対する信頼度も高くなっている。
■2000年代以降、映画界をリードしてきた女優ソン・イェジンは昨年末の「不気味な恋愛」(309万人)で興行パワーを見せたのに続き、ことしの年末にも再び「タワー」でヒットを予告している。
主にロマンティックコメディやラブストーリーに出演してきた彼女にとって今作は、災難大作映画という点で新鮮な試みだ。「タワー」でソン・イェジンは、俳優ソル・ギョングをはじめとする大物俳優たちの間でも、その美貌と安定した存在感を発揮している。
このように最近の女優たちの活躍は、アクションや犯罪、スリラーというジャンルが主導していた2006~2010年に比べ、昨年からロマンスやロマンティックコメディが勢いを見せていることにも関連が深い。ことし上半期の興業作「建築家概論」(スジ、ハン・ガイン)、「私の妻のすべて」(イム・スジョン)、「ウンギョ」(キム・ゴウン)までを考えると、このジャンル・女優陣でのヒットが躊躇にあらわれている。
また、2012年最高のヒット作「泥棒たち」でもチェ・ドンフン監督はロマンスを溶かし、女優(チョン・ジヒョン、キム・ヘス、キム・ヘスク)を世代別に活用することで、1300万人を動員するという大成功を収めることができた。
一方で、韓国映画界に女優のための映画が不足した状況が、女優たちをより緊張させ良い演技をするよう刺激しているという見方がある。男性俳優が相次いで映画に出演するのに対し、女優たちは一つの作品に集中するためにより良い結果物を残しているというのだ。
CJ E&M映画部門パク・チョルス投資事業部長は「女優は男性俳優に比べて一つに集中し、キャラクターの研究及び演技練習に多くの時間を費やす傾向がある」とし、「観客の立場で考えても、重なった出演をしない演技者により強く没頭することができる」と話した。
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