尹光雄(ユン・グァンウン)長官と李相憙(イ・サンヒ)合同参謀議長ら軍首脳部は、同日午前5時までに執務室に入り、ミサイル発射と関連した動向の把握を進めた。
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李参謀議長は同日から13日まで予定されていた中国とロシアの訪問をキャンセルし、執務室で情報関係者らと動向をチェックするとともに対策について話し合っている。
軍と情報当局は、北朝鮮が米国の独立記念日に合わせノドンミサイルとテポドンミサイルを同時に発射したことは、緊張を高めるための計算された行動だと分析している。軍当局関係者は、北朝鮮が「発射したのは人工衛星だ」と主張する可能性があるとみているが、明るい日中を避け明け方に突然発射したことからも、人工衛星とする主張は説得力がないと話している。
一方、軍は北朝鮮がミサイル発射後も朝鮮半島の緊張を高めるために、海上などで局地的な挑発行為を行うことも予想されることから、全軍に対北朝鮮警戒監視体制に万全を期すよう指示した。
軍当局はまた、在韓米軍とミサイル関連情報を交換しながら、今後の北朝鮮の動向分析に力を入れていく考えだ。
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