イ・ビョンホン(右)とキム・テヒ
イ・ビョンホン(右)とキム・テヒ
韓国の人気女優キム・テヒが韓国の芸能情報番組に出演し、約4年前に出演したドラマ「IRIS - アイリス」でのキスシーンについて裏話を暴露した。同ドラマは日本のTBSで放送され、当時は「韓国ドラマ初のゴールデンタイム放送」ということでも話題になった。

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 韓国では、平均視聴率30%を超え、スペシャル番組が組まれるほどの人気だったが、中でも共演者イ・ビョンホンとキム・テヒのキスは、放送終了後も「飴キス」と名付けられ、今でも語り継がれる名シーンになっている。

 キム・テヒの証言によると、その「飴キス」はイ・ビョンホンの撮影現場でのアドリブだったそうだ。一方、イ・ビョンホンは、「ホワイトデーに飴をもらえずすねてしまった恋人役のキム・テヒに、キスで飴を渡しました」と語っている。

 当時の撮影現場では、「ほっぺたの膨らみとへこみ具合をリアルに演じるためには大きな飴が必要だ」と言われ、急きょ用意されたらしいが、残念なことに「棒付きキャンディ」だったという。

 キム・テヒは、「もちろん棒は切って使いましたが、棒の先の部分があまりにも痛かった」と当時のキスシーンを苦笑いを見せながら振り返った。また、過去のバラエティー番組でも「度重なる撮影で飴が足りなくなったので、水で洗って再利用していました」などと話している。

 ネットユーザーたちのコメントは、「あれほど甘いキスシーンは見たことがない。」、「ロマンチックな世界の裏にもいろいろあるんだね」、「それは本当に痛そう、よく我慢していたね!」などなど。

 また、結婚計画については「猶予期間が近づいているけれど、心の準備が未熟な状態です。一人暮らしのほうが楽かもしれません。いつ結婚するかは私にも分かりません~」と答えた。

 儒教の国、韓国では、このようにキスシーンやベッドシーンに関する様々な撮影秘話が存在する。「相手役の俳優がタイプではなかったので、にんにくを食べて演じた」、「赤いリップスティックの代わりにコチュジャンを塗った」などなど。

 なお、「アイリス2」(チャン・ヒョクなどが出演)はことし4月に韓国で放送され、日本では9月1日からDATVにて放送中だ。


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