俳優イ・ジョンジン
俳優イ・ジョンジン
韓国ドラマ「逃亡者 PLAN B」「ラブストーリー・イン・ハーバード」や映画「マルチュク青春通り」「麻婆島(原題)」などに主演、「嘆きのピエタ」では、第69回ヴェネチア国際映画祭で「金獅子賞」を受賞。甘いマスクと抜群のスタイルを持ち、様々なキャラクターを表現する高い演技力で活躍中の俳優イ・ジョンジンが来日。

イ・ジョンジン の最新ニュースまとめ

 ドラマ「百年の遺産」では悲劇のヒロインを支え、憂いある笑顔で見守り、一途な愛を注ぐ御曹司を熱演し、韓国中の女性を魅了、韓国で最高視聴率30%を超える大ヒットを記録した。11月3日(日)東京・六本木、ラフォーレミュージアム六本木にて『MBCドラマ「百年の遺産」プレミアムイベント』を開催し、日本のファンと交流した。

 イベントのオープニングはイ・ジョンジンの楽屋からのLIVE中継からスタート。「もう時間ですね。ちょっと待っていて下さいね」とスクリーンに映し出される彼の姿に「わぁ~!」と感嘆の声を上げるファンたちで会場のボルテージは一気に上昇。軽快な音楽に乗ってステージに登場したイ・ジョンジンは大きな拍手に迎えられ「こんにちは、イ・ジョンジンです。このように公式的に日本に来たのは本当に久しぶりです。今回はドラマ「百年の遺産」で日本に来ることができました。これからも公式的に、そしてこのようなイベントで皆さんにお会いしたいと思います。今日は来て下さってありがとうございます」とあいさつ。

 非公式やプライベートではたびたび日本を訪れていたというイ・ジョンジン。「ことしの夏7月、8月は札幌にいました。そして四国の松山に行きましたし、鹿児島県の屋久島にも行きました」と答えると会場からは「え~!」と感嘆の声が上がった。「屋久島ですが宮崎駿さんがインスピレーションを受けて絵を書いた場所と聞いて、僕も行きました。屋久島では縄文杉も観ましたし、猿や鹿もたくさんいました。またソウルの友達と一緒に行こうかなと話しているところです」と気に入った様子をうかがわせた。

 「気楽に自由になれるので、日本にはよく来ます」というイ・ジョンジン。「以前、『逃亡者PLAN B』の撮影で日本に来た時にRain(ピ)と一緒に歩いていたら写真を撮られてしまいました」と当時のエピソードを明かし、「僕一人の時は(写真)撮られたことはないです(笑)」と笑わせた。

 また「日本に来ると、(人気のうどん店)つるとんたんは必ず行きますし、今回はまだ行っていませんがドン・キホーテにも行きますね。お刺身も好きで北海道ではカニを食べました。さっき、ステージに上がる前にはケーキも食べました(笑)。日本の食べ物は本当に美味しくて、日本に来ると何でも食べちゃうなぁ」とつぶやき、さらに「このイベントが終わりましたらまた非公式的に日本に来る予定です」と日本通をアピールした。

 ドラマの大ヒットについてイ・ジョンジンは「この『百年の遺産』は何か特別な準備をしたというわけではなくて、共演陣や演出のチュさんという壮々たるメンバーが集まって、できた作品で、自分がそうした中で、息を合わせ、楽しく撮影できたことが幸せでした。そんな姿が画面を通じ、視聴者の皆さんに伝わったのだと思います」と語った。

 撮影中の苦労を尋ねると「舞台がククス(韓国風そうめん)工場で、人気のない廃工場での撮影でしたし、真冬の撮影でもあり、本当に寒かったです。共演者の方々と楽しく撮影できたので耐えられたと思いますが、もしも周りの方たちに恵まれていなかったら、凍っていたと思います(笑)」と振り返った。

 また話が身長差のあるユジンとの撮影中の裏話に及ぶとユジン本人からのVTRメッセージが紹介された。イ・ジョンジンの印象をユジンは「最初は寡黙で無愛想な印象でしたが、いたずら好きでおもしろい方です」とコメント。ユジンの印象に残っているというシーンの話に触れたイ・ジョンジンは「ユジンさんを抱き上げて歩くシーンで、道路が撮影で降らせた雨で凍り、足が滑ってしまい、二人とも後ろに倒れてしまったのです。あの時は本当にヒヤリとしました」と大変な撮影だったことを打ち明けた。

 ドラマトークで盛り上がる中、抽選で選ばれたファンからの“Q&Aコーナー”へ。ファンからの質問に「美肌の秘訣は生ビールです」と、また大好きなゴルフの質問では「石川遼や松山英樹と会ったこともありますよ。ベストスコアは75です」と自信たっぷりに答え、ファンの笑いを誘った。

 中盤ではチュ・ソンウ監督もステージに登場し、監督が選んだ名場面シーンを一緒に鑑賞し、撮影当時を振り返り、さらに「今でしょ!」「百倍返し!」など日本語を交えたトークで親しみやすい人柄を披露、イベントの盛り上げ役となった。

 日本のファンを「お・も・て・な・し」とばかりにカップククス作りに挑戦したイ・ジョンジン。見事な包丁さばきでファンからの期待を一身に浴びた彼だが、その味付けをする様子に会場から一抹の不安が。抽選で選ばれたファンがステージに上がり、試食をするとその味に「美味しいです。日本人に合う味です」との称賛の言葉におもわず、ニッコリ。

 “演技でデート”でファンとドラマのシーンを再現したり、サイン入りのドラマOSTをプレゼントしたり、またより近くへと客席を練り歩くなど、様々な企画でファンを喜ばせたイ・ジョンジン。最後に今日の感想を聞かれると「逆に皆さんにお聞きしたいのですが、皆さん、いかがでしたか?」と呼びかけると会場からは大きな拍手と歓声が送られた。

 「僕は今日とても幸せな時間、楽しい時間を過ごすことができました。この『百年の遺産』というドラマは日本では放映がまだ30話ぐらい残っていますよね。放送が成功裏に終わって、DVDもたくさん売れて、またこうして皆さんの前に立てたらうれしいです」とメッセージを伝えた。

 さらに、サインボールをファンへプレゼントするなど、最後の最後までファンへの気遣いを見せるイ・ジョンジン。イベント終了後に行われた握手会でファン一人ひとりと直接ふれあう機会を持つなど、イ・ジョンジンの素顔や人柄に触れた、スペシャルイベントは大盛況で幕を閉じた。

 Mnet Japanにて「百年の遺産」毎週 (水)(木)午後 8:00から大好評日本初放送中。また、DVD「百年の遺産-ククスがむすぶ愛-」が2014年1月8日(水)全国のTSUTAYAのみレンタル開始、以降順次レンタル。2014年3月4日 (火) コンプリートスリムBOX発売 (\30.000(税抜)、発売・レンタル販売元:カルチュア・パブリッシャーズ、セル発売元:TCエンタテインメント)。



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