最近テレビドラマで巻き起こった時代劇ブームが映画館にも広がり、興業作となった。おかげで夏休みなどサマーシーズンに合わせて活気にあふれている。

リュ・スンリョン の最新ニュースまとめ

 (レポーター)いま私はソウル永登浦にある映画館に来ています。私の後ろに見えるように週末また夏休みに合わせ本当に多くの観客が映画館に集まっています。人気作の場合すでに数日前から座席が売り切れるほど、映画界には熱い興業ブームが吹いています。

 興業作の主となっているのは韓国映画です。朝鮮時代を背景に貪官汚吏の財物を盗んで国民らに分ける義賊団の活躍を描いた「群盗:民乱の時代」は公開から3日で、250万人を突破しました。土曜日だった昨日は1日で86万人の観客を動員するなど新たな興業の歴史を作り上げています。

 ユン・ジョンビン監督と俳優ハ・ジョンウとカン・ドンウォンの出会いで注目を集めた「群盗」に続き、チェ・ミンシクとリュ・スンリョンが主演を務める「鳴梁」が封切られ興業戦争が激しくなることが予想されます。

 これまでハリウッドのブロックバスターが主流だった夏の劇場ですが、韓国映画がどのように変えるか見守るのも一つのポイントとなるのではないでしょうか。時代劇の興業競争の中にグラフィックがひきたつアニメも幼い観客らの視線を掴むことでしょう。華麗な3D技術を駆使した「How to Train Your Dragon2」が4年前の人気を再現するのかファミリー観客らの選択を待ちます。

 体も心もじめじめした夏。この天気に涼しい映画館に来て気分転換するのはいかがでしょうか。