野党ハンナラ党の鄭亨根(チョン・ヒョングン)最高委員は6日、北朝鮮の金正日(キム・ジョンイル)総書記の健康悪化説に関連し、「金総書記は肝臓と心臓が良くなく、糖尿がひどいため正常に歩くのは難しい」と述べた。慶尚北道慶州で開かれた党蔚山支部の勉強会で、北朝鮮の動向について説明した。

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 鄭最高委員によると、金総書記は20~30センチメートル歩くたびに座って休まなければならないため、いすを持ってついて回る秘書がいる。しかし、国家情報院は鄭最高委員の話を否定しているという。

 金総書記の後継者問題については、現在は長男の金正男(キム・ジョンナム)氏が最も有力とされるが、自由奔放な生活を送っているために金総書記ににらまれていると述べた。中国は正男氏を支持するといわれているという。また、正男氏がミサイル販売などにかかわっていると聞いたことを明らかにした。二男の金正哲(キム・ジョンチョル)氏については、エリートだが女性ホルモンの過多分泌もあり金総書記から男らしくないと思われており、三男の金正雲(キム・ジョンウン)氏は冷徹な性格で金総書記に最もかわいがられ、西側の情報局も正雲氏を後継者と見ていると説明した。

 金総書記が好む食べ物についても触れた。フランス産コニャック、ドイツビール、スペインのハム、イランのキャビア、スーダンのスイカ、日本の魚などが「ベスト30」に入っているという。

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