チョン・イル の最新ニュースまとめ
ドラマ「思いっきりハイキック!」、「美男<イケメン>ラーメン店」など多数のヒット作に出演し、「太陽を抱く月」で一躍人気俳優の仲間入りを果たしたチョン・イル。近作である家族の絆を描いたサクセス・ラブストーリー「黄金の虹」では検事ドヨンを、また「東方神起」ユンホと共演し話題を呼んだ「夜警日誌」では超能力を持ったワケあり不良王子イ・リンを熱演。容姿、実力ともに兼ね備えたチョン・イルは、年を追うごと俳優としてのステータスをステップアップさせ、日本のみならずアジア各国でも絶大な人気を誇る。
約1年ぶりとなるファンミーティングは、スクリーンに映し出されるバックステージの生中継からスタート。「今、会いに行くよ。会いたかった?」とチョン・イルが声をかけると、「ネー(=はい)、会いたかった!」とファンも声を揃える。「声が小さい(笑)会いたかった?」と再びチョン・イル。さらなる歓声を満足そうに聞いたチョン・イルは、バンドメンバーと円陣を組み、「ファイティン!」と手を合わせてからステージへ。黒のジャケットと膝上丈のハーフパンツで決めたチョン・イルが姿を見せると、大きな拍手が沸き起こった。
生バンドの演奏をバックに、オープニング曲は「DELISPICE」の「告白」を披露。歌い終わると「皆さん、こんばんは。元気でしたか?チョン・イルです」と日本語であいさつ。「今日は僕と2時間、楽しむ準備はできてますか?」と会場を見渡しながら、ファンの笑顔を確認。
バンドメンバー紹介の後にMCの古家正亨も登場し、トークでチョン・イルの魅力に迫っていく。
<b>―1曲目にこの曲を選んだ理由は?</b>
あだち充さんの「H2」という漫画をご存知ですか?僕がとても大好きな漫画なのですが、この「告白」という歌はその漫画がモチーフになっているんです。いつも僕をワクワクドキドキさせてくれる曲で、今皆さんとお会いしているこの瞬間が表現されている曲だと思って歌いました。
<b>―今回のファンミーティングのタイトルが「Rainbo‘Woo’」というのはなぜですか?</b>
「Rainbo Woo〜(ウーを強調しながら)」で、「Jung lL Woo〜(ウーを強調しながら)」なのでこのタイトルに決めました(笑)。虹はいろんな色がありますよね。今日はそんな多彩な、さまざまな色の僕をお見せしたいと思ってこのタイトルに決めたんですが、僕の魅力は皆さんが探してくださいね。
チョン・イルの魅力をすでにたくさん知っているファンを前に、「人にはそれぞれの好みがありますよね。僕の好みを皆さんと共有したいと思って準備したコーナー」とし、プライベート写真が公開された。
ショップのように整理整頓されている衣装部屋の写真にファンもMCも驚きの声を上げると、デビュー以来、自分の部屋を公開するのは初めてだと明かした。
「寝る前に歌を聞く?」という質問には、「最近、物忘れが激しくて」と言いながら、「次の日のスケジュールをダイアリーに書き留めておかないと思い出せなくなってしまって。歌を聞かずスケジュールの確認をします」と答え、プレゼントでもらった服の中で一番うれしかったのは「下着」と遠慮がちに答えると、聞かれてもいないのに「Mサイズ(笑)」と付け足した。「だからと言って皆さん全員下着を送ってこないでくださいね。余談ですが、以前僕がSNSで“東京ばなな”の写真をアップしたら、その後しばらく全員が“東京ばなな”を送ってくれて。適度にお願いします(笑)」とファンにお茶目に釘を刺す場面も。「古家さん、ブリーフかトランクスか聞いて!」という積極的なファンにMCが驚きながらツッコミを入れると、「トランクスは履きません」と絶妙な間で答えるチョン・イルに、会場は爆笑の渦に。
ここでMCが気になっていたというチョン・イルの私物のカバンが登場。「さっき楽屋でごあいさつさせていただいたときに僕の足を見ていたのかと思ったら、カバンを見ていたんですね」と驚きを隠せないチョン・イル。姉が作ってくれたというメモ用のノートや、韓国で流行っている塗り絵のヒーリングブック、パリに行ったときに直接作ったという香水など、「これは何ですか?」と次々とカバンの中身を遠慮なく取り出すMCに、「自分のカバンみたいですね(笑)」とぼやきながらも嫌な顔せず、一つひとつ丁寧に説明。
どんな匂いの香水か気になるというファンに「オークの香りとか、あとはいろいろ混ざっています」と説明しながら、客席前方のファンに香水を振りまいてみせた。「客席からもいい香りがしますね」と言うMCに、チョン・イルも会場を見渡しながら、「もちろんです!たくさんの花に囲まれているから!」と伝えてファンを喜ばせた。
またカバンの中から中国語の台本を取り出すと、「実は皆さんに初めてオープンにするのですが、中国映画を撮影をすることになりました。ラブコメの映画です」とうれしい報告も行われ、ファンから「がんばって」や「おめでとう」など次々と祝福の声がとんだ。
トークで会場の空気が和んだところで、続く「チョン・イル探9(探求とかけて)ゲーム」。9種類のクイズ形式での出題にファンが2択で答えていき、勝者と同じ色紙を持っている会場のファン全員にプレゼントがもらえるというもの。
「美男<イケメン>ラーメン店」や「黄金の虹」の映像が流れ、それに続くセリフを当てるクイズや、チョン・イルがスクリーンに映された文章をスマホで早打ちしたり、箸で豆を掴んで右から左に移動させたりするゲームも行われた。
「『無限に挑戦』みたいですね」と言いながら、真剣にゲームチャレンジするチョン・イル。途中でマネージャーも登場すると、哺乳瓶で吸引力を競い合う対決形式のゲームで会場はさらにヒートアップ。小さな前掛けをしてジュースの入った哺乳瓶を懸命に吸う姿がファンの笑いを誘ったが、スターを相手に一歩も譲らないマネージャーが勝利。
眼鏡ストローでの吸引力対決も行われ、圧倒的な吸引力でマネージャーが勝つと、チョン・イルは「終わったあとにご飯をご馳走しようと思っていたのに、今日の打ち上げはマネージャー抜きでやりたい」と悔しそうな表情を見せた。
そしてクイズやゲームの予想を的中させ、青い色紙を持ったファンが勝者に選ばれると、同じ色紙を持つファン200名余に、チョン・イルが済州島で撮影した未公開生写真がプレゼントされることになった。
ゲームでファンとの距離が近づいたところで、再び生バンドによる演奏。グレーのロングジャケットに白のインナー、黒いパンツに衣装チェンジすると、「スピッツ」の「ロビンソン」やジョン・レノンの「Imagine」、そしてイ・スンギの「僕の女だから」を3曲続けて熱唱。年上女性に向けた「お姉さんは僕の女だから」という歌詞がスクリーンに映し出される度に、歌詞をうっとり見つめて聴き入るファン。邦楽から洋楽、KPOPまで一生懸命準備してきたというチョン・イルの歌声がファンを温かく包みこんだ。
「壁ドンの元祖って僕ですよね」というチョン・イルから、うれしい “壁ドン”のプレゼントも行われた。ドラマ「美男<イケメン>ラーメン店」のトイレの個室での“壁ドン”映像を見ながら、「この時はまだ若かったですね。今日はもっと男らしい“壁ドン”をお見せしましょう。壁、お願いしま〜す」と呼ぶと、ステージに壁が登場。
抽選BOXからファンを選ぶときに違う番号を呼んで焦らしたり、「2階」と読み上げて2階席に照明を当ててもらいファンの姿を確認しようとしたり、時間を惜しむかのようにファンをいじって楽しむチョン・イル。最終的に選ばれた3名がステージに上がると、それぞれ異なるギターの生演奏付きの贅沢な“壁ドン”が繰り広げられた。
「僕とつきあってください。僕じゃだめ?」と言って髪をやさしく撫でながらの壁ドンや、いきなり強引に迫ってくるチョン・イルに膝がくだけてしまったファンを抱き起こしての壁ドン、そして「オレを好きになれ!」と強気なチョン・イルに「なんでそんなに自信満々なの?」とファンがセリフを言うと、グイッとファンの手を引いて抱き寄せる壁ドン。三人三様の濃厚な壁ドンとポラロイド写真がプレゼントされ、客席の羨望を集めた。
「僕の多彩な姿をお見せしたくて準備したんですが、皆さん楽しんでいただけたでしょうか」とファンに問いかけると、会場からは大きな拍手。ファン全員に壁ドンはできない代わりに、最後は「Mr.Children」の「抱きしめたい」の歌がプレゼントされた。投げキッスでステージを後にしたチョン・イルが、熱いアンコールに応えて再び登場すると、赤いバラの花を客席に投げ入れてファンに感謝を伝えた。
そして「ELLEGARDEN」の「Marry Me」を熱唱。ファンもスタンディングと手拍子でチョン・イルを盛り上げ、その思いに応えるようにチョン・イルもさらに力強く歌い上げた。
「皆さん時間があっという間に経ってしまいましたが、楽しんでいただけましたか?僕も皆さんのおかげでとても楽しい時間を過ごすことができました。僕の好きな言葉に“一期一会”という言葉があります。最初のファンミーティングのときに、日本語で一番好きな言葉としてこの言葉をあげました。10年以上変わらずに応援してくれるファンの皆さんに、『本当にありがとうございます』という感謝の気持ちをお伝えしたいです。一生僕と一緒に過ごしてくれますか?」と会場を見渡すチョン・イルにファンから大きな拍手で愛が伝えられた。
最後に「愛してる!」とファンに笑顔を向けると、「気をつけてお帰りくださいね」と気遣いながら、再び熱い投げキッスを残し、チョン・イルはステージを後にした。
終演後は1400名余のファンとハイタッチが行われ、「今まで見せたことのない多様な姿をお見せしたい」という言葉通り、魅力満載の内容で最後までファンを楽しませた。七色の虹以上に多彩な色を持つチョン・イルは、次回作でもまた新しい色をファンに見せてくれるだろう。
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