グループ「SHU-I」
グループ「SHU-I」
突然の年内解散発表からちょうど3か月、K-POPアイドルグループ「SHU-I」(シューアイ)が11月15日(日)、東京・原宿クエストホールにて「SHU-I LIVE TOUR 2015『SHU-I BEST』」東京公演を昼夜2回開催し、大盛況で飾った。

SHU-I の最新ニュースまとめ

 同会場には「SHU-I」としての活動を終えるその日まで、全力で駆け抜ける「SHU-I」を見守り、応援する多くのファンが詰めかけた。メンバーの登場を待ちわびるファンの熱気が高まる中、11月25日にリリースされるアルバム「SHU-I『BEST』」のジャケットを飾る衣装でリーダー・インソク、ミンホ、チャンヒョン、ジンソクの4人がステージに登場すると会場は大歓声に包まれた。

 「ネバギバ Yeah!」でライブがスタート!「みんな!盛り上がってる?」とジンソクの掛け声で日本メジャーデビュー曲「Smile For Me」を届けると早くもファンとの息もピッタリ。 「HEY GIRL」と続けて披露すると会場のテンションは益々ヒートアップ!

 「アンニョンハセヨ~!『SHU-I』で~す!」とメンバー全員での恒例のあいさつから流暢な日本語での自己紹介へと繋ぐと、 「Can't Let You Go」、韓国語曲「触れたい」、バラード曲「LOST LOVE」と多彩なパフォーマンスで会場を魅了。

 同ツアーではメンバーのソロステージも準備された。トップバッターはジンソク。「ソロステージも4回目ですが、緊張しますね」と少し緊張気味のジンソクに会場から「かわいい~!」との声がかかると「デビューして6年目、やっとかわいいと言われた」と応え、会場の笑いを誘うジンソク。「デビューした18歳の頃は(メンバーの中で)一番年上ですか?軍隊いきましたか?と色々ありました(笑)」とユーモアを交えたファンとのやり取りで会場の雰囲気を温めたあとはギターの音色に乗って、絢香の「三日月」を披露。

 続いてステージに登場したのはインソク。 「ツアーでそれぞれソロ曲を準備しながら、これまでは自分で作詞作曲した曲を歌いましたが、今日は昔から好きだったドラマ『冬のソナタ』の主題歌を準備してきました。みなさんも知っていると思いますが、ヨン様が出演したドラマで、そのドラマのおかげで韓国の文化が日本で知ってもらえるようになったと思います。僕も、もっと頑張って韓国と日本の架け橋になりたいと思います」と「最初から今まで」を歌うと、会場からは「イン様!」の掛け声がかかる一幕も。

 インソクからバトンタッチしてステージに姿を見せたのはミンホ。ミンホはソロステージで秦基博の「ひまわりの約束」を選曲した理由について、「ツアーで歌ってきましたが、僕はこの曲が本当に好きで、毎日聴いています。今日は『遠くでともる未来、もしも僕らが離れてもそれぞれ歩いていく、その先でまた出会えると信じて』という歌詞が心に残って、ぼくの心を伝えたくて、僕の“ひまわり”になって欲しいという願いをこめて歌います」と熱唱すると、「SHU-I」のメインボーカル、ミンホの歌声に会場からは感動のため息がもれた。

 続いて、ブラックに真っ赤なロングジャケットを合わせたチャンヒョンが登場。「ひとりで話すのは得意じゃなくて、苦手なので…」と前置きし「今から僕が歌う曲は韓国でレコーディングした曲です」と紹介。「韓国語なので、日本語の訳は僕のTwitterで上げたので、みてくださいね」と、「ひるね」を韓国語で披露し、リズミカルなテンポにファンも自然に身体を揺らした。ソロステージのトリを飾ったチャンヒョンは「これからは4人で歌いたいと思います。それでは聴いて下さい」と「君を想う」を歌唱。

 ステージに立つチャンヒョンから、インソクへ。そして、ミンホ、ジンソクと一人ずつステージに登場し、4人揃って、語りかけるように歌うと会場をうっとりと酔わせた。拍手喝采の中、ブラックに真っ赤なジャケットを合わせた衣装にチェンジしたことに触れ、話題はインソクの素肌が透けるブラックのインナーに。

 そんな様子から、メンバーの仲の良さが垣間見られるとミンホが「ライブも後半戦ということですが、体力的に大丈夫ですか?」と声をかけると「まだまだです!」と自信満々で即答するチャンヒョン。最近チャンヒョンが体力作りにジョギングしているとインソクが明かすと「インソクが準備に20分かけて、『ミノ!行ってくるね』って、ランニングに行くんですが、5分で帰ってくるんです」とミンホが暴露すると会場を爆笑の渦に巻き込んだ。

 雰囲気をがらりと変えて、「次は盛り上がる曲を」とのミンホに続き、「せっかく赤い衣装を着たのでセクシーな曲を。みなさんの奴隷に」と「Rolling Love~飾らない愛のかたち~」を激しいダンスと共にパフォーマンス。悲鳴のような黄色い歓声が飛び交う中、「GLOW WILD」、韓国語の曲「Scream」とセクシーな曲とダンスで情熱的なステージを展開し、ファンを熱狂させた。

 エンディングのあいさつでは「このステージには色々な思い出がありました。今日が最後だから寂しい気持ちもあるんですが、みなさんが来てくれて最後までいい思い出を作っていただいて、ありがとうございます。以上です」(チャンヒョン)

 「ことしもあと残り1か月半ですね。クエストホールでのライブは今日が最後ですね。福岡、名古屋、仙台とツアーを回ってきましたがあっという間に過ぎました。今日のライブを準備しながら、ここでのライブが最後ということがまだ、実感できないです。みなさん、今日家に帰って、今日のライブを思い出したら『今日は悲しかった』というより、『本当に楽しかった』と思っていただけたらいいなと思います。最後の曲を歌う時は全力で盛り上がってくださいね。今日は本当に楽しかったです。ありがとうございました」(ミンホ)

 「この場所は『SHU-I』にとって、みなさんとの思い出がたくさん詰まった場所で、『SHU-I』ホールと名前を変えてもいいくらい(笑)、お世話になった会場です。今日が最後というのは本当に残念です。僕は“ことしの最後”と思っています。みなさんとの思い出がたくさん詰まったこの場所は僕たちにとっても忘れられない思い出なので、大切にしたいです。僕たちがここで『お久しぶりです!』と言える日が来ると信じて、その日までみなさん、よろしくお願いします」(ジンソク)

 「ファンのみなさん、来てくれてありがとうございます。最後の公演まであと何日と一つ一つ数えたら悲しくなるので、一日、一日を楽しく、最後までみなさんと笑顔で楽しくいきたいと思いますので、よろしくお願いします」(インソク)とファンにメッセージを贈った。

 インソクからお決まりの「次の曲が最後の曲です」という声がかかると、チャンヒョンの指揮のもと、会場から「え~!みーじーかーいー!」と定番の大合唱。本編ラストの曲はファンと一緒に歌える曲「陽のあたる場所」をセレクト。スタンドマイクを使い、途中の振付ではファンもいっしょに盛り上げた。

 アンコールではインソクが「僕たちの気持ちをストレートに伝えたくて」とし、ジンソクは「“ありがとう”のメッセージを圧縮した曲です」と紹介し、メンバーで作詞したという、アルバム「SHU-I『BEST』」収録曲の「arigatou」を披露。最後の「未来へ」ではファンもジャンプ!ジャンプ!とエネルギーを爆発させ、全18曲を熱唱し、大盛況でライブを締めくくった。

 「じゃ、またね!」と再会を約束し、名残り惜しそうにファンに声を掛け、手を振り、熱い応援に応え、最後はチャンヒョンが投げキッスして、ステージを後にした。11月1日、福岡からスタートした同ツアーは21日大阪でファイナルを迎える。

 また、「SHU-I」は11月25日にリリースされるベストアルバム「BEST」のリリースイベント、さらにファイナルツアー「以上、SHU-Iでした!! 」など、最後の最後までファンと共に6年間の集大成を迎える。




SHU-I - Don't Turn Around
SHU-I - Don't Turn Around




Copyrights(C)wowkorea.jp 0