「SHU-I」左からチャンヒョン、ミンホ、インソク、ジンソク
「SHU-I」左からチャンヒョン、ミンホ、インソク、ジンソク
2009年に韓国でデビューし、11年には日本でメジャーデビュー。かわいいルックス、親しみやすいキャラクターから“チワワ系アイドル”として、日本を拠点に活躍してきた「SHU-I」が、8月15日に原宿クエストホールのツアーファイナルにて、年内解散を発表。同時に、数々の作品を残してきた「SHU-I」の軌跡を振り返る、レーベルの垣根を越えたオールタイムベスト「BEST」が11月25日に発売されることも発表された。

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 「SHU-I」として最後のリリース作品となる「BEST」は、人気曲投票を開催し、集まったリクエスト曲を元に選曲され、メンバーが作詞した新曲「arigatou」も収録。

 このベストアルバムの発売を記念し、9月からリリースイベント、11月からはライブツアー「LIVE TOUR 2015「SHU-I BEST」を開催しながら、最後まで「SHU-I」らしく、ファンとの触れ合いを楽しんでいる彼らが忙しい合間を縫ってインタビューに応じてくれた。

 ことし、「SHU-I」にインタビューをするのはこれで3度目。ただし、解散を発表してからは初めてとなるため、どんな雰囲気なのかと心配したが、ジンソクが鼻炎で体調を崩していた以外は、いつも通りで和気あいあいとしていた。それでも、おそらくこれが「SHU-I」への最後のインタビュー。解散を決意した経緯について、そして日本活動の思い出やファンへのメッセージなど、インソク、チャンヒョン、ミンホ、ジンソクの4人(ヒョンジュンは兵役中)が限られた時間のなかで真摯に語ってくれた。


<B>―8月15日に年内の解散を電撃発表してから、いろんな反響があったと思います。解散発表から3か月ぐらい経ちましたが、今の心境はいかがですか?</b>
ミンホ:あっという間でした、3か月。
チャンヒョン:めっちゃ早かったです。でも、ライブでは僕たちが思っていたより、ファンの皆さんが盛り上がってくれて。
ミンホ:ファンの皆さんも気持ちを切り替えたらしいです。落ち込むよりは、盛り上がろう、みたいな。最近は心に響く曲を歌うと、泣いちゃう方も多いんですけど、盛り上がる曲ではすごくいいリアクションで、一緒に盛り上がってくれるから、僕たち的にもありがたいです。
ジンソク:本当に変わったところはないですね。(解散発表当時は)ファンの皆さんがビックリしていたけれど、最近はいつも通りで、最後っていう感じがしないように盛り上がってくれるので、僕たちも緊張せずにできていると思います。それに関しては、「本当にありがとうございます」と言いたいです。
インソク:だから、最後まで笑顔でもっと元気を出して、楽しくいきたいです!! 

<B>―インソクさん、チャンヒョンさん、ミンホさんは16年に兵役に行き、ジンソクさんとヒョンジュンさんは新しい道を進みたいということですが、活動休止ではなく、解散を選んだのはどうしてですか?</b>
ジンソク:ファンの皆さんを待たせたくなかったからです。「SHU-I」は5人なんですけど、5人が集まるのに、何年もかかってしまうことが現実で…。
ミンホ:ヒョンジュンとも話し合って、「新しい道に挑戦してみたい」っていう彼の意見を尊重しようと思ったし、僕たち3人も兵役に行くし。ジンソクは残って活動するということで、みんなのタイミングが合わなかったので、また5人の「SHU-I」になるためには、あと何年もかかるんじゃないかって。それならまた新しい姿であいさつしても、いいんじゃないかと。
ジンソク:いろんな状況が重なったので、解散という形のほうが、ファンの皆さんもそうだし、僕たち的にも最初はつらいかもしれないけれど、絶対いいだろうなって。
ミンホ:ごまかそうとしたら、ごまかせたんですけどね。でも、(解散)発表してから「むしろ言ってくれて、スッキリした」という声も多かったです。

<B>―解散はいつごろから考えていたんですか?</b>
ジンソク:ことし頭から。だから、けっこう悩みましたね。

<B>―誰から話を切り出したんですか?</b>
ミンホ:最初はこの2人(インソク、チャンヒョン)が、来年には絶対兵役に行かなきゃいけないという話から始まったんです。それで、「これからどうする?」って。
インソク:メンバーだけで話し合いました。
ジンソク:僕たちの人生なので、他の人は交えず、最終的に5人で(解散を)決めました。

<B>―ではメンバーの皆さんが解散を決めてから、会社側に報告したと…?</b>
ミンホ:そうですね。だから、最初は会社からもすごく反対されて。「活動休止でいいんじゃない?」みたいな感じで。
ジンソク:でも、休止になっちゃうとファンの皆さんが待っちゃうわけじゃないですか。そういうのが僕たち的にも心に引っかかったので、むしろこれがベストな選択だと思いました。
インソク:あいまいにはしたくなかったんです。

<B>―韓国のグループの場合、解散とハッキリ宣言しないケースが多いですが…</b>
ジンソク:そうですね。でも、「解散」って言葉があれば、「再結成」という言葉もあるじゃないですか。僕たちも、一生5人が会わないわけではないし、いつかは会うけれども、とりあえず今は解散にしたほうが、みんなにとっていいと思って。
チャンヒョン:スッキリするしね。
ジンソク:だから(解散を)決めたんです。解散だからといって、みんなが一生顔を合わせないわけではないし、今の状況を考えてみたら、一番いいのは素直に言うことでしたね。

<B>―そんなメンバーの皆さんの気持ちをファンも汲み取ったということなんですね。そして、「SHU-I」の集大成として、11月25日にレーベルの垣根を越えて、これまで発表してきた楽曲が収録されたベストアルバム「BEST」が発売されますが、どんな思いが込められていますか?</b>
チャンヒョン:“今までの「SHU-I」”と言いたいアルバムです。日本に来る前の曲も入っているし、心を込めて僕たちが作詞した曲もあるし、「SHU-I」のすべてが詰まったアルバムと言ってもいいぐらい、良いアルバムじゃないかと思います。

<B>―今回ファンからのリクエスト投票も実施され、約1000通の応募の中から選ばれたリクエスト1位が「Smile For Me」、2位が「Summer Sweet」、3位が「未来へ」、4位が「HITORIJIME」、5位が「陽のあたる場所」でした。この結果については、どう感じましたか?</b>
ミンホ:予想はついていました(笑)。

<B>―意外な曲はなかったですか?</b>
ミンホ:「未来へ」が意外でしたね。デビュー初期の曲がけっこう入るんじゃないかと思っていたんですけど、「未来へ」は最近の曲なので、3位に入ったのは意外でした。
チャンヒョン:「未来へ」以外は全部、チワワ系のときの曲ですからね。
ジンソク:「未来へ」って4人で発売した曲じゃないですか。それが3位になったということで、4人の可能性も改めて見えましたね。
インソク:こういう投票をすると、ファンの皆さんがどんな曲を好きなのか、ハッキリ分かるから、いいですよね。だから、ライブでも歌いたいと思うし。

<B>―「BEST」のジャケット写真を見ると、2009年からの写真がコラージュされていて、写真を見ただけで、日本活動でのいろいろな思い出が蘇るのではないかと思いますが、いかがですか?</b>
ミンホ:懐かしい感じがします。
チャンヒョン:(写真を)見て、懐かしいなって思うこと自体、年をとったなぁと思います(笑)。
インソク:僕は、ぜんぜんそんなこと思わないです(笑)。今が好きですから!
ミンホ:僕が思ったのは、本当に写真を1枚1枚見ていたら、いろいろやったなぁと。だいたいアーティストってコンセプトがあるじゃないですか。方向性が。でも、僕たちはいろんな方向性でやってきて。それを全部愛してくれたファンの皆さんに、改めて感謝したいです。だって、赤ちゃんみたいな顔をしていたときもあれば、地獄から来たみたいな顔もあって。
インソク:えっ?地獄!? 
ミンホ:地獄っていうか、ハデスみたいな…。
ジンソク:それ何の曲?大丈夫?(笑)
ミンホ:あ、あ、うん…。ソーリー。
一同:(大爆笑)
ミンホ:(気を取り直して)だから、すごく明るい写真もあったし、暗い写真もあったし、あまりにも差が激しくて、僕がファンだったら、ついていけなかったと思います。
ジンソク:でも、ついて来てくれたから。
ミンホ:本当に感謝です。ビックリしたと思いますよ、絶対。チワワがいきなりクラブで酒を持ってMVを撮ったり(笑)。そういう感謝の気持ちを改めて感じましたね。

<B>―インソクさんはどうですか?</b>
インソク:僕は写真が大好きです。なぜなら、その瞬間が残るじゃないですか。何かを残すのが好きなんです。パンとかお菓子を食べるときも、一口だけ食べて、あとは残すんです。
ミンホ:それはただのクセです。直さなきゃいけないクセ!(笑)
インソク:写真は、見るとそのときを思い出すんで、手紙みたいな感じです。写真を見て、ちょっと悲しい気持ちにもなるんですけど、僕は前向きな方(かた)なんで。
ミンホ:かた!? 自分のことを高めた?
一同:ハハハ。
インソク:(写真を)見て、一瞬悲しい気持ちになるんですけど、その気持ちを早くチェンジしないと、ずっと悲しいままだから、「まだライブが残っている」って自分に言い聞かせるんです。「頑張ろう、まだ時間あるし」って。最後まできちんとやりたいんです。

<B>―あの…、ジャケット写真の話を聞きたかったんですが…。</b>
チャンヒョン:どこまで話が広がっていっちゃうの?質問に対する答えと、ちょっと違いますよね!? 
インソク:そのぐらい写真には力があるということです!2時間の映画より、写真1枚が心に響くときもあるんです。だから写真は大事だと思います!あれ…、質問って…?(笑)
ミンホ:(インソクは)今回のジャケット写真が好きということですか?
インソク:ハイ、「SHU-I」の思い出ですから。
チャンヒョン:(インソクが言いたかったのは)写真を見て、悲しくもなったけれど、最後まで頑張ろうと思ったっていうことです。
インソク:それ言ったよ!
チャンヒョン:長かった。いろいろ話が飛んで(笑)。

<B>―ジンソクさんは?</b>
ジンソク:こうやって今までの「SHU-I」の歴史を1枚で見られるわけじゃないですか。1枚1枚見ていたら、本当に日本という外国に来て、よく頑張ったなと思いました。すごく自分たちが誇らしい。「よく諦めないで、ここまで来られたね」「『BEST』という作品を出すまで、本当に頑張ったね」って褒めてあげたくなりました。

<B>―日本での活動を振り返ると、何が印象的でしたか?</b>
チャンヒョン:やっぱり僕はライブやイベントで、「次の曲が最後の曲です」と言った後、「みーじーかーいー!」ってやるじゃないですか。それは「SHU-I」ならではのお決まりで、それを僕が指揮するから。
ミンホ:兵役に行って、たぶん、「きょうの訓練これで終わり」って言われたら、「みーじーかーい」ってやるかもしれないです(笑)。すみません、ふざけすぎました。僕は、やっぱり何かを乗り越えたときが、その人の人生において、思い出っていうか、残ると思いますけど、僕たちにとってそれは、メジャーデビュー2カ前の東日本大震災。家族からは「デビューとかしなくていいから、戻ってきて」って心配されて。僕たち、これでデビューの話が消えるかもしれないと本当に心配だったんですけど、それを乗り越えたのが印象に残っています。でも、それを乗り越えられたのはファンの方からの応援メッセージ。僕たち2週間ぐらい韓国に帰ってから、また戻ってきたんですけど、それを感謝していると言われて、本当にうれしかったです。
インソク:僕は初めて、吉祥寺の寮に行ったときですね。生まれて初めて、日本の家に入ったわけじゃないですか。家に入った瞬間、きょうから新しい生活が始まるんだと思ったら、ドキドキしました。僕、スタートが好きです。スタートという言葉も好きだし、スタートが好きなんで、とにかくドキドキワクワクでした。
ジンソク:僕は今も覚えているんですけど、渋谷タワーレコードで、「ネバギバYeah!」のリリースイベントをしたとき。そのリリースイベントが終わって、スタッフさんから、オリコンウィークリー10位だと聞かされた瞬間、みんな号泣しましたね。スタッフさんも泣いていたし、ミンホもなかなか泣かないタイプなのに、その日は泣いていたし。
ミンホ:そうですね。泣きました…。
ジンソク:それがすごく、思い出に残っています。意味のある10位だったので。

<B>―新曲の「arigatou」はメンバーの皆さんが作詞されたということですが、どうやってできたんですか?</b>
チャンヒョン:アルバムを作るのに、1曲だけ新曲が入ることになって、僕たち「SHU-I」も参加したんです。それで、最後だから、ダンスナンバーよりは、僕たちの気持ちを伝えたかったので、ファンの方への感謝の気持ちを歌いたいと言ったんです。スタッフさんの中では、「SHU-I」といったらダンスナンバーだという方もいるんですけど、最後なんで、僕たちっぽく、ダンスというのもいいと思ったんですけど、感謝の気持ちをちゃんと心を込めて歌いたいなと思って。
ミンホ:同じ言葉を何回も繰り返してるよ(笑)。
インソク:それぐらい真剣なんだよ!
ミンホ:夢かなと思って(笑)。
インソク:現実だよ!
一同:ハハハ
ジンソク:それで、ファンの皆さんへのメッセージとして、バラードでもない、ダンスでもない、アップテンポでもない、ミディアムテンポで、「SHU-I」らしいメロディーで書いてみようと。そのメロディーを4人で決めて、ファンの皆さんへのありがとうというメッセージを書きました。だから日本語的には、難しい言葉がないし、むしろ「SHU-I」らしい日本語で書けたので、伝わりやすいと思うし、僕たちも歌うときに感情を込めやすいですね。

<B>―たしかに、皆さんの想いがストレートに伝わる歌詞で心に響きますね。</b>
インソク:本当にいい曲だと思います。

<B>―この「arigatou」は11月1日にスタートした全国ツアー「SHU-I BEST」福岡公演から披露されていますが、ファンの反応はいかがでしたか?</b>
ジンソク:僕たちが言うのもなんですけど、皆さん感動していましたね。ツイッターとかで、きょうのライブの「arigatou」すごく伝わったよって。メンバーの素直な気持ちを書いた曲だから、さらにその気持ちが伝わってきたよって、いいコメントが多かったです。
チャンヒョン:ファンの皆さんの笑顔のおかげで、僕たちも頑張って、心を込めて歌えるなと思いました。
ミンホ:胸がいっぱいになったときの表情ってあるじゃないですか。
インソク:どんな表情ですか?
ミンホ:(胸がいっぱいの表情を作る)
インソク:コレ、ぼーっとしている顔ですよ(笑)。僕、(胸がいっぱいの表情)できます!
ミンホ:いらないですから!
一同:ハハハ。
ミンホ:本当に、みんながこの表情なんです。正直、泣いている人はいないですね。泣いている人もいないし、盛り上がっている人もいないし。本当に僕たちの想いを感じている表情を浮かべています。その顔を見て、僕たちも胸がいっぱいになるし。もうすでに歌詞を覚えて一緒に歌ってくださる方もいましたが、25日にアルバムが発売されるので、皆さんに早く歌詞を覚えてもらって、一緒に歌えたらうれしいです。

<B>―「SHU-I」としての活動は年内で終了となりますが、それぞれの今後の活動計画を教えてください。</b>
ミンホ:ヒョンジュンに関しては、まだ正確には聞いていないんですけど、この3人(インソク、ミンホ、チャンヒョン)は兵役に行って帰ってきたら、また3人で新しいグループを組んで一緒に活動しようと思っています。そして、ジンソクはソロ活動。それがどういう形になるのかはまだ決まっていませんが。
ジンソク:日本に残って、音楽活動をしたいとは思っています。

<B>―「SHU-I」としての活動も残りわずかとなりましたが、改めてライブや、リリースイベントなどで、ファンと築き上げてきた絆を実感されていると思います。ファンへのメッセージをそれぞれお願いします。</b>
チャンヒョン:僕たち「SHU-I」が日本に来て、5年が経ったんですけど、ファンの皆さんの応援がなかったら、僕たちも活動できなかったと思います。これで終わるわけではなくて、僕たちは韓国の男としての義務なので兵役に行ってきますが、また戻ってきてから活動する予定なので、皆さん応援してください!そして、「SHU-I」のメンバーとして、12月のツアーまで全力で頑張りたいと思います。
ミンホ:僕が言いたいのは、やっぱり人と人の縁、絆というのは、1回つながったら、嫌いな人でも切ろうとしても切れないものじゃないですか。だから、僕たちとファンの皆さんがつながった絆、縁は大事にしようと思ったら、永遠につながる、ぜんぜん切れない縁、大事な縁なので、僕たちもそれを切ろうとは絶対思っていないし、戻ってくると約束もしたし。だから、「本当に戻ってくるの?」ってすごく心配してる方が多いんですけど、僕たちは1回つながった絆、縁をもっと大事にしていきたいので、心配しないで、待っていてほしいですね。
インソク:日本に最初5人だけで来て、日本語ができなくて、いろんなピンチがあって、心が崩れたときが何回もあるんですけど、そのたびに、「SHU-I」のことを支えてくださった皆さんがたくさんいて。やっぱりファンの皆さんの応援の声は、僕たちにとって力の源、力の原動力になりました。こうして僕たちが、日本で5年間活動ができたことは奇跡だと思います。(韓国に)帰るかもしれない、そういう状況が何回もあったんですけど、それにもかかわらず2015年までできたのは、本当に素晴らしい奇跡、縁だと思うので、残りの活動を今まで通り、「SHU-I」らしく、僕らしくやったら、ファンの皆さんにきっと(想いが)届くんじゃないかなと思うので、最後まできちんと頑張りたいと思います!よろしくお願いします。
ジンソク:僕たち「SHU-I」が2010年に日本に来て、5年間、皆さんのおかげでたくさんの思い出を作りましたけど、その思い出のおかげで、僕たちは日本のことが好きになり、また日本で頑張っていきたいという気持ちになりました。本当にいろんな意味で5年間、“ありがとうございました”という言葉を皆さんに伝えたいし、これからもまた日本で活躍していく僕ジンソク、そして3人も、「SHU-I」がまた再結成するその日まで頑張りたいと思いますので、皆さんもぜひ熱い応援よろしくお願いします!

<B>―12月21日東京、23日愛知、29日大阪のZEPPが最後のツアー「以上、SHU-Iでした」となります。途中休憩ありの4時間以上のライブですが、意気込みをお願いします。</b>
チャンヒョン:4時間以上のライブというのは、僕たちも初めてなんですけど、最後だし、僕たちの今までの曲をできる限りお見せしたいので、全ての力を出し切って、キレイな締めくくりとなるライブを作りたいと思います。

<B>―4時間以上ですが体力的にはいかがですか?</b>
インソク:常にみんなちょこちょこ(体力作りは)やっているので。
チャンヒョン:それに、今までも1日で2公演するときは、36曲ぐらいは披露してきたので。
ミンホ:今回もそれぐらいは歌う予定なので、それをどうやったら、長いと感じさせないか、セットリストをちゃんと組んで、最高の最後のツアーになったらいいなと思っています。本当に楽しみです。
インソク:これが最後だから、泣くかもしれないです(笑)。でも、自分の気持ちを隠したくないので、感情の赴くままに、皆さんと同じ気持ちでいきたいです。今、ここでこうやりますといっても、当日ステージの上で何が起こるか分からないし、あまり台本通りにはやりたくないので、そのときの流れに乗って、自分の素直な感情を出していきたいと思います。
ジンソク:「SHU-I」の最後の最後のライブなので、皆さんがどう考えるか分からないですが、僕は皆さんの前で、少しでも笑顔でいられるようなライブにしたいし、そのためなら、毎日練習も頑張りますので、最後のライブは「SHU-I」が作るライブではなくて、皆さんと作るライブとして、有終の美が飾れればいいなと思います。よろしくお願いします!


 グループが解散というのは非常に残念なことではあるが、ファンのことを第一に考え、そして、それぞれが次のステップに向けて走り出すため、解散という形をとった「SHU-I」。解散は前向きな決断だということが、メンバーたちの穏やかな清々しい表情からも感じ取ることができた。

 この先、それぞれがどんな姿で戻ってくるのかも気になるところだが、まずは全ての力を出し切り、有終の美を飾りたいと力を込めるファイナルツアーで、彼らの最後の勇姿を見届けよう!




SHU Iからファンの皆さんに伝えたいこと
SHU Iからファンの皆さんに伝えたいこと




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