日本や韓国でしたら一日でいけないところはそうはありませんが、中国の広さはいくら馬の上にいたからといって「すぐ」にたどり着けません。
ものの本に「中国でお茶が流行ったのは、日本のように険しい山がなく水が濁っているので、熱して飲むようになった」とあります。お茶を沸かし冷めるまで待たなければならない中国人と高い山から流れてくるうちに浄化された玉水を「すぐ」飲める日本と韓国とは感覚が違って当然です。
何しろ日本と韓国の人口を合わせても中国の六分の一にしかならないので、日韓の価値観を基準に物事を判断するのは甚だ危険です。
中国を表現するとき、よく「広い、多い、大きい」と形容されますが、「馬上」で広さは証明されました。多さは約十三億の人口を有しているのですぐわかります。もし中国が日本に打撃を与えるなら銃剣はいりません。中国で一番多いとされる「王」さんを全部集めて日本に送り込むだけで充分です。
中国で一番多いとされる姓が、「王、李、張」でそれぞれ約一億人前後、一億の「王」さんを日本に移住させれば、日本の住民台帳は麻痺して役所は仕事にならなくなります。
文=権 鎔大(ゴン ヨンデ)
出典=『あなたは本当に「韓国」を知っている?』(著者/権鎔大 発行/駿河台出版社)
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