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ソン・ホヨン(写真左)は去る18日、記者会見を申し出た継母のチョン・ミエ氏が、「ソン・ホヨンが兵役回避のため、国籍放棄の手続きを行っている」と述べたことに対し、21日、ホームページに釈明文を掲載。しかし、ソン・ホヨンの弁明は、ヌリクン(=インターネットユーザー)の間で、「第2のユ・スンジュン(写真右)ではないか」という、より大きな疑惑を呼び起こした。
ソン・ホヨンは解明文で、実父と実母が米国市民権を持っており、自分も1980年生まれのアメリカ・ニュージャージー出身で、米国市民権を持っていると明らかにした。
中学生の時、米・韓二重国籍者であることを知ったが、今年の2月になって姉が出入国管理事務所で、就業ビザ申請をしようとしたところ、いまだ二重国籍になっていたという行政機関による誤記を発見し、訂正申請をしただけであり、現在は承認された状態と発表。
これについてヌリクンたちは、大きく3つの疑惑を示して反発している。
▲ソン・ホヨンは自ら「韓国国籍を持てない立場」と表現している。本当に韓国国籍を持つことが出来なかったのか。“誤記”云々ということは、すでに米国国籍を選択した後に言える言葉である。米国市民権を持つチャ・インピョ氏は、どうして市民権を放棄して軍隊まで志願したのであろうか。
▲確かに米国で生まれたが、韓国で大学まで出ている。教育・保険の恩恵だけでなく、就業ビザも無いまま、歌手活動で莫大な収入を上げるなど、権利は享受しても、兵役の義務はイヤだというのか。
▲中学の時に二重国籍者ということを知ったなら、満18才以前に国籍を選択しなければならないという事実も知ったはずである。今まで二重国籍の恩恵を享受していて、二重国籍者も兵役の義務を担う事になった新しい国籍法が国会で承認された今になって、韓国国籍を放棄しようとしているのではないのか。
一部のファンたちは、ソン・ホヨンの個人ファンクラブ(www.purewhite2.com)のホームページ掲示板に“国籍法”を取り上げ、ソン・ホヨンは韓国国民になれず、兵役回避にはならないと反発しているが、多くのヌリクンたちは、“兵役回避疑惑”の可能性を示し続けている。
ソン・ホヨンの“兵役回避”論争が広まり、“国民歌手”<god>の地位も揺らいでいる。
数多くのヒット曲を生み出し、“国民的グループ”という修飾語が常に付きまとっていた<god>。彼らが、普段から公益番組や各種広報大使活動に邁進し、公益を叫んでいたことも、ファンの失望を一層増幅させている。
<god>は特に、MBCの代表的な公益番組<!>の“目を開けて”コーナーの進行を務め、角膜寄贈運動の先鋒に立ち、国民的な感動プロジェクトを率いてきた。
しかしチョン・ミエ氏の発言から、<!>の公式ホームページの掲示板には<god>の降板と、ソン・ホヨンを叱責する文が溢れかえっている。
「国籍放棄者を司会者にするなんて。降板を考えてください。韓国には数万人の“ソン・ホヨン”がいます。今回のことをうやむやにしてしまうなら、彼らすべてが“自分もソン・ホヨンの1人に過ぎない”と考えるでしょう」という、あるヌリクンの非難の書き込みには5日で3000件のレスがついた。
また、“行政上の誤記”があったというソウル出入国事務所の掲示板にも、事実を確認する問い合わせが殺到している。
掲示板には、「4才の時から韓国に20年近く住んでいた人が、行政機関の誤記で、二重国籍者から、韓国籍取得不能な人になる場合があるのか」「行政機関の過ちならば、担当者は当然、問責されるべき」という内容の文が多く目に付く。
一部のヌリクンたちは、「帰化した人は、兵役の義務がないと聞いた」「ソン・ホヨンが、“第2のユ・スンジュン”にならないためには、帰化後、自主入隊すればいい」と主張している。
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