”ネガティブ要素”うず巻くWBC韓国代表、ベストメンバーでの構成は断念か
”ネガティブ要素”うず巻くWBC韓国代表、ベストメンバーでの構成は断念か
2017ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)を前に、何とか最終エントリーを確定した韓国大代表チームだが、クオリティが落ちていることは否めない。主力選手らに、あらゆる悪材料が重なり、ベストメンバーを構成するのが難しい状況なのだ。

キム・インシク の最新ニュースまとめ

 キム・インシク監督率いる韓国は先月10日、28人のWBC最終エントリーを確定した。来年2月6日が最終エントリー提出期限である状況では、はやい段階での決定だった。

 これに、キム監督は「選手たちが予め準備できるようにと、(はやめに)決定した」とし、「最終エントリー提出より前に特別な事案が発生した場合は、選手交代の余地もある」と説明していた。

 この発言からもわかるように、キム監督がエントリー交代の可能性を考慮していたのは確かだが、予想だにしない出来事が相次いで発生している。

 まず、エントリーを確定し発表した当日、右腕のブルペン要員イ・ヨンチャン(斗山ベアーズ)が、ひじ骨片除去手術を受ける予定と球団側が公式発表。また、11月15日には2塁手チョン・グンウ(ハンファ・イーグルス)が左ひざ手術を受けるとの知らせが続いた。

 さらに先月末には、先発陣の軸を務めると予想されたキム・グァンヒョン(SKワイバーンズ)のひじが正常ではないとの話が浮上。国内でMRI診断を受けたキム・グァンヒョンは5日、日本に向けて出国し、正確な検査を受けた後、手術に関して決定する計画だ。

 追い打ちをかけるように去る2日、遊撃手-3塁手要員として抜てきされたカン・ジョンホ(パイレーツ)が飲酒運転事故を起こし、在宅立件されたとのニュースが飛び込んできた。

 最上のメンバーで出場しても、好成績への自信をみせるのが難しいWBC大会。そんな中、主力選手らが相次いで抜けることが予想される。この状況に、キム監督の悩みは一層深くなってしまった。

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