SF9 の最新ニュースまとめ
「SF9」は、ヨンビン、インソン、ジェユン、ダウォン、ロウン、ジュホ、テヤン、フィヨン、チャニの9名で構成され、デビュー前からFNC独自のトレーニングシステム「NEOZ SCHOOL」を通して様々な分野の実力を磨き、リアリティ番組「d.o.b -Dance or Band-」に出演するなど、デビュー前から人気を集めた。
昨年10月、韓国デビュー。ことし2月には韓国1st ミニアルバム「Burning Sensation」をリリースし、彼らの世界観をさらにパワーアップさせたパフォーマンスを見せつけ、日本では4月にショーケースを成功させた。
また、翌5月には事務所の先輩である「CNBLUE」ライブのオープニングアクトとして、さらに「KCON 2017 JAPAN」では、ステージやトークショーなどでファン以外にもアピール。その勢いのまま、6月には、日本デビューを果たした。
会場の客電が落ちると期待に胸膨らませた「FANTASY」(=「SF9」のファン)の割れんばかりの歓声の中、ステージの1階部分と2階部分に分かれてメンバーが登場。落ち着いたピンク色のスーツに身を包んだ9人は、「ROAR―Japanese ver.―」「Easy Love ―Japanese ver.―」と息のあったダンスで魅了!
ファンは大きなコールで応え、ライブ序盤から会場は熱気を帯びた。
3曲目は「この曲知ってますか?一緒に歌いましょう~」とダウォンが声をかけ、ミディアムテンポの甘いラブソング「Still My Lady ―Japanese ver.―」へ。ラブソングらしくステージからのアイコンタクトに、ファンからは黄色い歓声が上がる。
甘い時間を過ごしたあとは、9人で揃ってあいさつ。
ヨンビンが「ようこそ~!」と自己紹介の口火を切ると、笑顔120点のヨンビン、彫刻プリンス ロウン、カリスマラッパー ジュホ、まぶしいサンシャイン テヤン、キュートな末っ子チャニ、ハニーボイスのジェユンなど、アピールポイントを交えた自己紹介の度に、「きゃ~!」、「かっこいい!」などの声が場内に飛び交った。ダウォンの番になると、ダウォンコールが始まり、その大きいコールに満足げなダウォンは「全部きれいね~来てくれてありがとうございました」と最後のあいさつのような語尾で笑いを取り、うれしいこととして、初の単独コンサートをあげ、8月2日発売のセカンドシングルの宣伝も欠かさなかった。
ここまで、ファンとのコミュニケーションを取ったあとは、彼らにぴったりな明るい曲調の「4 Step」。恥ずかしがって、ジャケットで顔を隠したり、時々見せる可愛い振り付けにファンはメロメロ。
初めて披露したという「Hide and Seek」では、ロウンがフィヨンの頭を引き寄せておでこをつけるとフィヨンがはにかむなど、ダンスの合間にファンを楽しませる演出を織り交ぜるなど、ファンサービスも存分に。
ジュホが大好きな「Jungle Game ―Japanese ver.―」は、高度な組体操のような動きやお茶目な動作が繰り広げられ、その運動量の多さにステージには大粒の汗が落ちた。
彼らの曲をたっぷり披露したあとは、ユニットステージパートへ。
ジュホが「ジェユンさん~ロウンさん~!」と呼びかけ、二人による「キセキ」が始まった。間奏でジェユンが「皆さんと僕たちが会えたのは奇跡です」と甘い言葉をプレゼント。「FANTASY」は、ペンライトを左右に揺らし、二人を応援した。
2番手のインソンは、「瞳をとじて」でソロステージを披露。3人は、日本語の発音もバッチリで、日本語の歌詞で熱い気持ちを伝えた。
次は、がらりと雰囲気を変え、チャニが、鋭いソロダンスを見せた後、テヤンがセクシーなソロダンスで引き継ぎ、チャニが合流し、息のあったヒップホップダンスで会場を圧倒した。
最後のユニットステージは、ヨンビン、ジュホ、フィヨン、ダウォンの「Love so sweet」。楽しそうに歌い、ハートを飛ばすメンバーの姿に会場は、ハッピーな空気に包まれた。
全員でバスケットのユニフォームに着替えステージに戻ると、ブルゾンちえみのギャグでおなじみのオースティン・マホーンの「Dirty Work」を「SF9」らしいダンスでカバー。盛り上がった会場に、「INFINITE」の「Be Mine」、「EXO」の「Growl」、「防弾少年団」の「I NEED YOU」と、韓国アイドルのカバーを立て続けに投下し、本家に劣らぬ迫力でダンスの実力を見せつけた。
9人の姿が消えたステージのスクリーンには、動物やピカチュウなどの着ぐるみパジャマで、ランダムダンスをする映像が!曲が変わると頭も体もフリーズして、戸惑うメンバーの姿に、ファンの笑みがこぼれた。
ライブ後半は、「Why」からスタート。「Together」では、メンバー同士のお茶目な姿も披露し、ビートの効いた「Watch Out」では、力強くカリスマ溢れるパフォーマンスを見せつけた。
3曲終わって、ロウンが「テヤンとチャニが、かっこよかった!目がハート!」などお互いのユニットステージについて褒めるとヨンビンは「ジェユンさんが言った『皆さんと僕たちが会えたのは奇跡です』に感動でした」と称賛。ジェユンが「35億(ブルゾンちえみwithBのネタ)見ました?」と振ると、セクシー、カリスマ、キュートなど9人それぞれの35億を披露し、ファンを骨抜きにした。
ラストへ向け「まだまだ行けますよねー!」とフィヨンの煽りで勢いをつけ、ラップで繋ぐ「tell me what it is」へ。水車ダンスが特徴的な「K.O.―Japanese ver.―」では、「Go go we go psycho!」の部分で、ステージと会場の声が見事に重なり、鳥肌モノの一体感を生み出した。
本編最後の曲は、デビュー曲「Fanfare」。“Trap Hip Hop”と“Electro”が混在したトラックを完ぺきな群舞で見せると、会場のテンションは最高潮に達した。
「SF9!」を連呼するアンコールの声が高まると、スクリーンに映る「SF9」の電池の充電は、徐々にいっぱいになっていき、充電がFullになると、フィヨン、ヨンビン、ジュホ、チャニが「Around Farewell」のラップでファンを熱狂させた。
続いて、スクリーンの夏の海をバックに、ロウン、テヤン、ダウォン、ジェユン、インソンが登場。ラッパーラインも合流し、揃って「So Beautiful」を届けると、最前列から、一番後ろのファンまで手を振って、感謝の気持ちを身体いっぱい表現した。
「皆さんが大きな歓声をくれて、元気もらいました」(ジュホ)
「これからも幸せな時間を一緒に作って行きましょう」(ロウン)
「皆さん~~楽しかったですか~?僕も楽しかったです。これからも、日本のFANTASYに会いに来ます。皆さんもまた会いに来てくださいね。約束だよ~!」(テヤン)
「幸せな時間でした。これからも幸せな時間作っていきましょう」(フィヨン)
「今日、僕は本当にうれしいです。これからもたくさん会いましょう。愛してます」(チャニ)と順にあいさつすると、ダウォンが「フィヨンよりチャニが可愛い」と末っ子二人をからかうと、フィヨンが愛嬌を披露し応戦。
するとダウォンが覚えたばかりの「ピカソより普通にラッセンが好き」というお笑い芸人永野のギャクを「チャニ君より普通にフィヨン君が好き!」とアレンジして、会場を爆笑させた。それを申し訳なく思ったのか、チャニに抱きついたフィヨンの姿に会場からは「キャ~!」と黄色い声が上がった。
ジェユンが「永遠に僕たちのそばにいてください。君は、僕の心臓だよ」とファンの心つかむとインソンは「初のコンサートいう意味のある瞬間を共にしてくれて、ありがとうございます。これからも永遠に『FANTASY』でいてください」と感謝の言葉を伝えた。
最後にヨンビンが「皆さんの歓声にびっくりしました。アンコールも叫んでくれて、ありがとう。次は、もっとかっこいい楽しいステージで会いに来ます。愛してます」とファンへの愛情たっぷりのあいさつを済ませると本篇では日本語で歌った「Easy Love」と「Fanfare」を今度は韓国語バージョンで披露。
会場のテンションがMAXのまま、全てが終わると、メンバーは客席に向かい、左、右、中央と、深々とお辞儀をして真摯にあいさつした。
その後も手を振ったり、ハートを投げたり、さらにヨンビンは「初ライブ忘れない~!」と叫んだりとステージに留まり、ファンとの別れを惜しんだ。
4月のショーケース、5月の「KCON」、さらに6月には待望の日本デビューも果たした「SF9」。
日本活動でより大きく成長した彼らだが、その伸びしろの大きさに今後の活躍も大いに期待される。
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