イ・スンギ の最新ニュースまとめ
そんな彼が除隊後初、日本では約4年ぶりとなる「LEE SEUNG GI FAN MEETING in Japan」を5月31日(木)に東京・中野サンプラザで開催した。
会場には、久しぶりの再会を待ちわびたファンが多く集結。会場に大ヒット曲「僕の女だから」のイントロが流れると、真っ白なジャケットに黒いパンツ姿で颯爽と登場したイ・スンギに、大きな歓声と拍手が沸き起こった。
大熱唱で会場は早くも大盛り上がり。「日本の皆さん、お久しぶりですね。すごくお久しぶりです、4年ぶりですか?ここに来れて、すごくうれしいです。軍隊にいる間も、ずっとずっと会いたかったです。今日はどうぞよろしくお願いします」と流暢な日本語であいさつすると場内を大歓声が埋め尽くした。
MCのYumiが、「スンギさん、本当に日本語がお上手な王子さまかと思いました。相変わらずイケメンですね~」と声をかけると、それに同調するように会場からも大きな拍手が。「軍隊にいる間も時間を見つけて、テレビを見たり、ファンの皆さんが送ってくれた手紙を読んだりして、勉強していました」と、爽やかな笑顔で答え、ずっと関心を寄せてくれていたファンに感謝の気持ちを述べた。
まずは、2年間の入隊中に、イ・スンギがどんな風に過ごしていたのか、写真とともにファンに報告。「僕にとっては、自分を振り返る時間になったと思います。芸能人ではなく、一般人に戻って生活しながら、たくさんのことを感じましたし、自信も持てるようになりました」と振り返ると日本語で「ファンの皆さんが送ってくれたお菓子やショコラが、たくさん力になりました。日本から荷物が到着すると、一緒に生活していた後輩や先輩も喜んで、みんなで一緒に食べたんです。やさしいとかではなく、本当に量がすごくて…。一人ではとても食べきれませんでした」と、りりしい軍隊の制服写真の中にも、お菓子を詰め込んだバックパックを背負った姿を見せ、会場の笑いを誘った。
その他にも、厳しい軍の訓練を受けるイ・スンギの貴重な映像も披露。「24時間、水も飲まないで、ずっと訓練する日もありました。ゲームをして、チームが3位までに入れば、500mlペットボトルの水を1本もらえるのですが、それを9人~10人で分けあって飲みました」と、過酷なエピソードも笑顔で紹介。「自分は兵長だったので、このくらい(ペットボトルの1/3)を飲んで、下の人は少し」と冗談も交えると、会場からは大きな笑い声が漏れた。
「筋力よりも、精神力が鍛えられたと思います」と語るイ・スンギは、以前にも増してより精悍な表情を見せてくれた。「改めて、本当にお疲れさまでした!」とMCのYumiが会場を促すと、割れんばかりの大きな拍手に包まれた。
続いて、今年2月に韓国で公開された映画「相性」の話へ。日本でも今年12月に公開が決定し、日本語タイトルは、「ときめき(ハート)プリンセス婚活記」。イ・スンギは、易学で人の運命を見たり、占ったりする役どころ。
撮影中に印象に残ったところを聞かれると、「基本的にコメディの要素が多い作品なのですが、僕自身はあまりコミカルではなく、すごくシリアスで、でもちょっとだけユーモアがある、最後に愛を守るという役でした」と答えた。
相手役のシム・ウンギョンを助けるために、崖から飛び降りるシーンについて、「あれはCGなんです」と答えると、MCから「この映画は入隊前に撮ったものですが、今ならCGではなく自分でできるのでは?」と無茶ぶりされる場面には「実際に飛び降りたら…このファンミーティングが最後ですね」とユーモアで返した。時代劇ならではのセリフについては、「時代劇だからといって、言葉遣いを昔のようにしようと考えすぎるのはやめるようにしましたね。それがクセになるので、できるだけ自然にやろうと思って」と明かした。
また、ドラマ「花遊記」の話題になると、除隊後初のドラマに選んだ理由について「帰ってきてから、どういうドラマに出るのがいいか考えていたんですが、僕らしく、僕がうまくできるジャンルを見せたいと思って選びました」とし、「花遊記」は、古代小説の「西遊記」をモチーフにした作品で、イ・スンギは孫悟空に扮している。「とても楽しく、でも難しい役でした。幻想的な存在だし、妖怪でもあるので、どうしたらみんなに感動を届けられるか、現実的に素敵なキャラクターと感じてもらえるか、悩みながら演じました」と語った。
空を飛んだり、妖怪と戦ったりとキャッチーなシーンも多い「花遊戯」。
「最初の撮影はとても緊張しました。一か月もすると慣れてきて、僕自身も感覚を取り戻したなと感じたんですけど、周りからは“まだ軍隊っぽさが残っているね”と言われることもありましたね」と打ち明け、寒い中での撮影でも、寒さを感じないように振舞ったそうで、トークの中で、撮影時の写真も披露した。
続いてはそんなドラマの名シーンを再現するゲームコーナーへ。
会場から3名が抽選で選ばれ、ステージ上に。再現するのは、「シーツを被って後ろからハグをする」、「きれいだよと言って抱きしめる」、「おでこをくっつける」など、ファンにはたまらない憧れのシチュエーションばかり。会場からは、再現されるたびに悲鳴に似た歓声が起きた。最後はサイン入りのドラマの台本がプレゼントされた。
ここで、いったん衣装替えタイム。会場では、ドラマ「花遊記」で共演した俳優チャ・スンウォンや「FTISLAND」のイ・ホンギ、元「SISTAR」のボラ、バラエティ番組「チプサブイルチェ」で共演中の俳優イ・サンユン、「BTOB」のユク・ソクジェ、コメディアンのヤン・セヒョンらの、応援メッセージ映像が紹介された。
再登場したイ・スンギは、先ほどの王子さまスタイルとは大きく変わって、黒のジャケットに黒の皮のパンツ、ストライプのシャツにスカーフを巻いたシックな装いに変身。その姿に、会場からはどよめきが起き、ファンから「オレ様スタイル!」と声が上がった。
再びトークに戻ると、現在日本でも放映中のバラエティ番組「イプサブイルチェ」の話題に。韓国の有名な俳優やミュージシャン、サッカーの監督など、10人の人に弟子入りするという番組で、イ・スンギはありのままの姿を見せてくれている。番組紹介の映像が流れたあと、「特に印象に残っているのは、ロッカーのチョン・イングォンさん。近寄りがたく、カリスマ性があって、とても無口な方だと思っていたのですが、とてもかわいらしく、意外な魅力のある方でした。俳優のチャ・インピョさんも、とても面白くてびっくりしましたね。サッカーの監督のパク・ハンソさんは国民のヒーロ。いろいろな精神を学びました」と語った。
ここでお待ちかね、公演終了後にハイタッチができる権利を賭けたゲームコーナーへ。会場を5ブロックに分け、イ・スンギとジャンケンをし、最後まで勝ち残った人がいるブロックの人がハイタッチできるというもの。最後の一人が決まった瞬間は、この日一番の大歓声が上がり、大盛り上がりとなった。
ファンとの記念撮影を終えると最後は、自身の代表曲「愛が酒を教える」と「まだ終われない話」をしっとりと歌い上げ、ファンを魅了。
アンコールでは「旅に出よう」を歌い、アップテンポな曲に、ファンは総立ちとなり、一緒に楽しんだ。
イ・スンギは最後まで「みなさん、ありがとうございました!」と、手を振り、投げキッスや手でハートを作ったりとファンサービスに努め、感謝の気持ちを届けた。
舞台を降りた後には、イ・スンギが感謝の手紙を披露する映像が流れるなど、最後の最後までファンを思うイ・スンギの心が感じられ、公演は大盛況のまま幕を閉じた。
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