舞台「DEVIL MAY CRY - THE LIVE HACKER -」に出演のイ・セヨン(CROSS GENE)、グァンス(SUPERNOVA)
舞台「DEVIL MAY CRY - THE LIVE HACKER -」に出演のイ・セヨン(CROSS GENE)、グァンス(SUPERNOVA)
シリーズ累計販売数が全世界で1700万本(2018年9月30日現在)を超える人気ゲーム「Devil May Cry」シリーズを原作とし、俳優の馬場良馬、グァンス(SUPERNOVA)、イ・セヨン(CROSS GENE)ら日韓で活躍する俳優・アーティストが共演することで話題を集めている舞台「DEVIL MAY CRY - THE LIVE HACKER -」。3月1日(金)からの上演に先立ち、2月28日(木)に公開ゲネプロ・舞台あいさつが行われた。

グァンス(SUPERNOVA) の最新ニュースまとめ

 原作は、主人公のダンテが悪魔狩人(デビルハンター)として、悪魔を倒していくアクションゲーム。初めて舞台化される本作は、ライブ要素も加わり、演劇×音楽×バンドセットからなる新感覚舞台で、Zepp DiverCity(TOKYO)で上演。多くの2.5次元舞台に出演経験を持つ馬場良馬が、最強の悪魔狩人(デビルハンター)ダンテを演じ、そのダンテの前に立ちはだかる悪魔ギデオンをグァンスが演じる。

 舞台あいさつでは、メインキャスト13人が勢ぞろいし、役どころや舞台への意気込みを語っていった。

 ダンテ役の馬場良馬は「ゲームでも主人公であるダンテは人間と悪魔のハーフで、悪魔狩りをしながら、生計を立てています」と役を紹介し、「ギデオンという悪魔が悪さをしますので、みんなで力を合わせて成敗してやろうと(笑)。見どころは原作であるゲーム『Devil May Cry』のステキな世界観をお芝居であり、ストーリーであり、音楽であり、照明であり、映像であり、いろいろなものを駆使して表現し、少しでもゲームをやっている感覚をスタイリッシュに、敵を倒していく感覚というものを皆さんに一緒に体験してもらいたいなと思っています。みんなで精一杯頑張りますので、ぜひ楽しんでいただけたらうれしいなと思います」と意気込んだ。

 そんなダンテと対峙するギデオン役を演じるのはグァンス。「ギデオンはロックスターで、自分の歌声で世の中の人間たちを悪魔化させていきます。そんな悪魔化した人間たちと共に、ダンテたちと戦いながら、悪魔の世界の天下を取りたがっている役です」と自分の役を紹介したグァンスは「ご覧の通り、いろんなジャンルの皆さんが集まって、素晴らしいカンパニーのスタッフさんと共に作り上げた作品になっています」と自信を示した後、多く集まった報道陣に対して、「きょうはたくさん集まっていただき、本当にありがとうございます」と感謝の言葉も忘れなかった。

 そして、不治の病に冒されながらも、兄が何かを起こそうとしていることに気付き、止めようとする勇敢な性格で兄思いのリアムを演じるイ・セヨンは「リアムは人間で、生まれたときから病気になって、兄さんを助けるために生きているというキャラクターです。見どころは全体です。全体を見てください!」とPRした。

 また、人間の女性でありながら、固い信念と類稀なる銃器の扱いで、常人離れした戦闘力を身につけた悪魔狩人(デビルハンター)レディ役を演じるのは、元宝塚歌劇団で月組男役トップとして活躍してきた龍真咲。「この作品と素晴らしい若いフレッシュな皆さんに出会えたことをとてもうれしく思っております。さっき馬場君もおっしゃっていたように、ダンテとレディが唯一、この『Devil May Cry』というゲームの中で、登場人物として実在するので、イメージを壊さないように、ゲーム好きの方には共感できるなと思っていただけるように、そして、まだこのゲームを知らない、やったことのないという方には、こんな登場人物たちが出るゲームをやってみたいなと思っていただけるように、精一杯務めたいと思いますので、よろしくお願いします」と語った。

 音楽プロデューサーの話では、「Devil May Cry」といえばロックなので、本作はロックの音を体感してもらおうとライブハウス(Zepp DiverCity)での上演になったとか。

 舞台は、各キャラクターが自己紹介がてら、オープニングからバンドによる生演奏と共に、スタイリッシュなアクションを展開しながら、迫力のあるステージを披露。一瞬たりとも目が離せず、ゲームに入り込んだような、ワクワク感に魅了される。

 そのうえ、キャストが客席から登場する場面もたびたび用意されているため、さらに臨場感を味わえるのもファンにはうれしいところだ。
また、舞台本編終了後には、本編中の楽曲を出演者が披露するアフターライブの実施も。アフターライブにて披露する楽曲は3曲を予定しており、メインキャスト13名によるオープニング楽曲「Hit the jackpot」、ダンテとギデオンによる楽曲のうち1曲、もう1曲はレディやエリス(前島亜美)のソロ曲など舞台本編に登場する4曲の中から1曲を公演ごとに披露するとのこと。

 もちろん、アフターライブの演奏も生バンド演奏なので、こちらも見どころの一つとなっている。上演は10日(日)まで。お見逃しなく!



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