病院で勤務の準備をする医療従事者(資料写真)=(聯合ニュース)
病院で勤務の準備をする医療従事者(資料写真)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】肺炎を引き起こす新型コロナウイルスを巡り、韓国の中央防疫対策本部は10日、この日午前0時現在の韓国での感染者数は前日午前0時の時点から27人増え、計1万450人になったと発表した。死者は前日から4人増え、計208人になった。 1日当たりの新規感染者数は前々日の53人、前日の39人から減少が続いている。感染者が20人台となったのは2月20日以来、50日ぶり。ただ、当局は先月まで感染者統計の基準時間を複数回変更しているため、正確な比較は難しい。新規感染者は一時、連日数百人を記録していた。 新規感染者のうち15人は首都圏で確認された。病院での集団感染と海外からの入国者の感染確認など。ソウル市で5人、京畿道で9人、仁川市で1人だった。爆発的な集団感染でこれまでに多くの患者が出た南東部の大邱市では、最初の感染者が出てから52日で新規感染者がゼロとなった。 このほか慶尚北道で7人、釜山市で1人の感染が確認された。海外からの入国者を対象とした空港などの検疫では4人の感染が判明した。 新たに確認された感染者のうち、海外からの流入は5人、地域社会での感染は22人と暫定集計された。 感染者のうち、完治して隔離措置を解かれた人は前日から144人増え、計7117人となった。
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