韓国の国会議員選挙に出馬した脱北者出身のテ・クミン候補(提供:wowkorea.jp)
韓国の国会議員選挙に出馬した脱北者出身のテ・クミン候補(提供:wowkorea.jp)
韓国では国会議員選挙が目前に迫る中、ソウルのカンナム(江南)で出馬した未来統合党のテ・グミン(テ・ヨンホ)候補者はきのう(13日)「北朝鮮政権の考えを誰よりもよく知っている私から見たとき、ムン・ジェイン(文在寅)大統領政府の対北外交は完全に失敗している」と主張した。

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テ候補はこの日「経済が国民の食べて生きる問題なら、安保は国民の死ぬか生きるかの問題である」と訴えた。

去る2016年に脱北したテ候補は「北朝鮮の対南(対韓国)戦術は変わることなく、非核化も成されなかった」とし「目に見えない平和が流れているように歪曲されているだけで、わが国民の生命は依然として北朝鮮の挑発と核武器の前に露出されている」と語った。

テ候補は「文在寅政府は、北朝鮮政権に対する無知と幻想、キム・ジョンウン(金正恩)北朝鮮国務委員長体制の認定、屈従的な北朝鮮びいきという3つの深刻な問題を抱えている」とし「国際社会は、実効性もない屈従的な対北外交に懐疑的なのに、わが政府は北朝鮮の顔色ばかりをうかがい、孤立を自ら招いている」と主張した。

また「私は選挙活動中に執権与党の候補者たちの対北認識を聞きショックを受けた」とし「北朝鮮のミサイル発射について『我々がもっとたくさん発射できる(能力がある)』と語り北朝鮮の肩をもつ候補など、北朝鮮に対する無知と幻想、屈従的な北びいきを如実に見せていた」と語った。

つづけて「今回の選挙で誤った文政権の対北政策を審判し、崩れそうな国家安保をきちんと立て直す決定的な機会である」と語った。

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