マーク・ナッパー米国務省 東アジア太平洋担当副次官補と、韓国外務省のコ・ユンジュ北米局長(画像提供:wowkorea)
マーク・ナッパー米国務省 東アジア太平洋担当副次官補と、韓国外務省のコ・ユンジュ北米局長(画像提供:wowkorea)
マーク・ナッパー米国務省 東アジア太平洋担当副次官補は、最近 米韓安保協議会(SCM)の共同声明で「在韓米軍を現水準で維持する」という内容が除外されたことについて、米韓の防衛費分担金協定(SMA)の交渉において、韓国に圧力をかけるためのものではないと伝えた。

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ナッパー副次官補はこの日の午前、韓国のセジョン(世宗)研究所と米国の大手保守系シンクタンク“ヘリテージ財団”が「米韓同盟の展望と課題」というテーマで共同主催したTV会議で、“該当内容が抜けたのは、防衛費交渉で韓国に圧力をかけるためのものではないか”という主旨の質問に「韓国に対する圧力や排斥ではない」とし「最大限 賢明に米軍を配置する方法においての、米国務省の より広範囲な評価を反映したものだ」と答えた。

ナッパー副次官補はまた「(在韓米軍維持の)文章が抜けたことが、メディアで必要以上に注目された」とし「SMA交渉においては、米国側代表が韓国側と引き続き協議を行なっている」と説明した。

韓国外交部(外務省に相当)のコ・ユンジュ北米局長も「SMA交渉の過程で、在韓米軍減縮を話し合ったことはないという点も共にみなければならない」とし「米政府関係者たちは、韓国との同盟を強力に維持するために努力していると話していた」と語った。

つづけて「“在韓米軍維持”という文章が抜けたのは、米政府がグローバル情勢でポジショニングを変える過程にあることを反映したものだとみている」と付け加えた。

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