ソウル市内の映画館(資料写真)=(聯合ニュース)
ソウル市内の映画館(資料写真)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】新型コロナウイルス感染が再拡大している韓国で、週末に映画館を訪れる人が急減している。映画振興委員会は14日、週末前日の金曜日からの3日間(11~13日)の観客数は約14万7000人だったと発表した。前週末から約3万2000人減少した。8日から全国で防疫対策「社会的距離の確保」のレベルが引き上げられ、特に首都圏で映画館の午後9時以降の営業が中止されたことが響いた。

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 この数か月の週末観客数をみると、秋夕(中秋節)連休に当たっていた10月第1週の3日間(2~4日)は約109万9000人に回復したが、11月第1週(6~8日)は約70万8000人に減り、12月第1週(4~6日)は約17万5000人に落ち込んだ。社会的距離確保のレベル引き上げ後の最初の週末となった第2週はさらに減少した。

 今の減少ペースが続けば、4月第2週に過去最低(約9万8000人)を記録した週末観客数も近く下回る見通しだ。

 一方、先週末の映画興行(観客動員数)ランキング1位は、10日に封切られた韓国映画「ジョゼ」(原題)だった。女優ハン・ジミンと俳優ナム・ジュヒョク主演のキム・ジョングァン監督作品で、約7万8000人の観客を集めた。


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