【東京(特別取材団)聯合ニュース】東京五輪は2日、体操男子種目別跳馬の決勝が行われ、韓国の申在煥(シン・ジェファン、23)が14.783点をマークし、金メダルを獲得した。五輪体操で韓国勢が金メダルを獲得したのは史上2回目。申は韓国代表入りからわずか4年、初出場の五輪で快挙を成し遂げた。 12歳で体操を始めた申は、韓国体育大1年生だった2017年に初めて韓国代表に選抜された。他の代表選手に比べると遅い代表入りだった。 2012年ロンドン五輪の同種目で韓国体操史上初の金メダルを獲得した梁鶴善(
ヤン・ハクソン)も東京五輪での王者奪還を目指しており、申は梁と共にトレーニングをしながらあらゆることを吸収した。 梁は16年リオデジャネイロ五輪をけがで欠場しており、東京五輪で再起をかけたが決勝には進めず、2人そろって決勝の舞台に立つことはなかった。 申は金メダル獲得後のインタビューで、梁について「先輩であり師匠」と述べ、「お兄さんのお陰で金メダルを取れたと言いたい」と感謝を表した。
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