韓国海洋水産部「日本の原発処理水に積極対応」…水産物の放射能検査を強化(画像提供:wowkorea)
韓国海洋水産部「日本の原発処理水に積極対応」…水産物の放射能検査を強化(画像提供:wowkorea)
韓国政府は日本の原発処理水の海洋放出に備え、国内の水産物に対する放射能検査量を拡大する方案を議論する。秋夕(チュソク、中秋節)の連休を前に水産物の原産地管理も強化する予定だ。

キム・ジュン の最新ニュースまとめ

海洋水産部(部は省に相当)は2日午後、「水産物流通秩序確立のための民・官協議会」をオンラインで開催すると、1日明らかにした。

今回の4次会議では、国内の水産物に対する放射能検査量の拡大を議論する。海洋水産部のキム・ジュンソク水産政策室長は、「国民の安全を最優先に考え、日本政府の一方的な原発処理水の海洋放出推進に積極的に対応する」とし、「わが国の水産物が国民の信頼を保てるよう業界と緊密に協力していく」と明らかにした。

政府は輸入水産物に対する流通履歴の管理制度の改善方案も点検する。輸入水産物を国内で取引する場合、流通段階別の取引明細を義務的に申告しなければならない。告示された17品目のうち、ホタテ、ホヤ、マダイ、ブリ、スケトウダラ、タチウオ、ガンギエイ、ヌタウナギの8品目が日本産の輸入品目だ。

水産物の不正流通行為を事前に遮断し安心して購買できる雰囲気をつくるため、秋夕前の水産物原産地管理方案も点検する。海洋水産部はこの席で、国立水産物品質管理院、海洋警察庁、自治体、名誉監視員らとともに推進する水産物原産地全国特別点検計画を説明し、諮問も求める予定だ。
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