北朝鮮による追加の「SLBM挑発」への懸念に…韓国合同参謀本部「言及する事案はない」(画像提供:wowkorea)
北朝鮮による追加の「SLBM挑発」への懸念に…韓国合同参謀本部「言及する事案はない」(画像提供:wowkorea)
韓国合同参謀本部は30日、北朝鮮による追加のミサイル発射の可能性について、「現在まで追加で説明する事案はない」との立場を明らかにした。

キム・ジュン の最新ニュースまとめ

合同参謀本部のキム・ジュンラク広報室長はこの日、国防部(防衛省に相当)の定例会見での関連質疑に、「わが軍は米韓情報当局間の緊密な協力のもと関連動向を注視している」と答えた。

28日に新たに開発した「極超音速ミサイル」の初めての試験発射を実施した後、翌日の公開報道で今回の新武器開発が1月の8次労働党大会で提示した国防科学発展、および武器体系開発5か年計画の戦略武器部門における最優先5大課業の一環だと宣伝した。キム・ジョンウン(金正恩)国務委員長が極超音速滑空飛行戦闘部(滑空体・HGV)を公式課業に挙げてから8か月後に初めて試験発射を行ったことになる。

金国務委員長も前日に開かれた最高人民会議第14期第5次会議の施政演説を通じ、「国防部門で朝鮮半島地域の不安定な軍事的状況を安定的に管理し、敵対勢力の軍事的な動きを徹底して抑制できる威力のある新たな武器体系の開発に拍車をかけている」と述べた。

北朝鮮が近日中に挑発しないとしても、新たに開発したミサイルなどに対する試験発射を続ける可能性は考えられる状況だ。
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