ホン・サンス監督の映画「小説家の映画」、ベルリン映画祭で審査員大賞=恋人キム・ミニを壇上に呼び寄せ「感謝」(画像提供:wowkorea)
ホン・サンス監督の映画「小説家の映画」、ベルリン映画祭で審査員大賞=恋人キム・ミニを壇上に呼び寄せ「感謝」(画像提供:wowkorea)
韓国の映画監督ホン・サンス氏の作品「小説家の映画」が「第72回ベルリン国際映画祭」公式コンペティション部門に招待された中、16日(現地時間)に開かれた授賞式で審査員大賞(銀熊賞)を受賞した。

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 銀熊賞は最高賞の金熊賞に次ぐ賞で、ホン監督の銀熊賞受賞は3年連続となる。

 受賞したホン監督は「まったく期待していなかった。何と言えばいいのか分からない」と話した後、恋人で出演者の女優キム・ミニをステージに呼んだ。

 キム・ミニは「きょうの上映で観客の方々が心からこの映画を愛してくださっていることを感じていたが、感謝の言葉も言えなかった」として、ステージ上で感謝の気持ちを伝えた。

 「小説家の映画」は、小説家=ジュンヒ(イ・ヘヨン扮)が行方をくらました後輩の本屋から長い道のりを訪ね、タワーに上り、映画監督夫婦に会い、公園を散策していたところ、女優=ギルス(キム・ミニ扮)に出会い、「あなたとの映画を作りたい」と説得することで物語がスタートする。

 なお、同作品は映画祭・ワールドプレミアで公開され、ことし上半期には韓国で封切られる予定だ。

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