韓国　けさのニュース（２月２１日）

◇新規コロナ感染者　週末の影響で１０万人下回る　中央防疫対策本部は２１日、この日午前０時現在の国内の新型コロナウイルス感染者数が前日午前０時の時点から９万５３６２人増え、累計２０５万８１８４人になったと発表した。週末で検査件数が減少した影響で１０万人を下回った。重症・重篤患者は前日から４１人増の４８０人となった。◇北京五輪閉幕　韓国は金２・銀５・銅２で目標達成　２０２２年北京冬季五輪（第２４回冬季大会）は２０日に閉会式が開かれ、１７日間の祭典が幕を閉じた。今大会には９１カ国・地域の選手約２９００人が出場し、７競技で１０９個の金メダルを巡って熱戦を繰り広げた。韓国は序盤に開催国の中国寄りの判定で勢いをそがれたが、金２、銀５、銅２の計９個のメダルを獲得し、目標だった金メダル１～２個、総合順位１５位以内の目標を達成した。◇大統領選　きょう４候補がテレビ討論会　大統領選（３月９日投開票）の主要４候補は２１日午後８時から、中央選挙管理委員会が主催するテレビ討論会を行う。４候補は革新系与党「共に民主党」の李在明（イ・ジェミョン）前京畿道知事と保守系最大野党「国民の力」の尹錫悦（ユン・ソギョル）前検事総長、中道系野党「国民の党」の安哲秀（アン・チョルス）代表、革新系野党「正義党」の沈相ジョン（シム・サンジョン）元代表。４候補によるテレビ討論会は３回目で、１５日に正式な選挙運動が始まってからは初めて。今回は「新型コロナウイルス時代の経済対策」や「次期政権の経済政策方向」などをテーマに討論を行う。◇政府が外食物価の上昇抑制へ　出前手数料公表　政府は消費者団体を通じて代表的な出前メニューであるフライドチキンとトッポッキ（餅の甘辛炒め）の出前アプリごとの手数料を公表するなど、外食物価の上昇を抑えるための取り組みに乗り出す。１月の外食物価上昇率が１３年ぶりの高水準を記録したことを受け、原因の一つとされる出前手数料や各フランチャイズのメニュー価格などを公表することで価格競争を誘導する方針だ。◇宅配労組がきょう大規模集会　スト拡大も　労働組合の全国組織・全国民主労働組合総連盟（民主労総）の全国宅配労働組合は２１日、ソウル市内で大規模集会を開催し、宅配員の過労死防止のための社会的合意履行と宅配便大手、ＣＪ大韓通運の対話受け入れを求める計画だ。宅配労組は、同社がこの日までに対話に応じなければチン・ギョンホ宅配労組委員長が水と塩を断つハンストに突入すると予告した。また、ストライキを全宅配会社に拡大することも検討する方針だ。