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今月24日に放送された「1泊2日」第122話は「幸運を願って」と題した旅の前編だった。オープニングでは、懐かしそうにあいさつを交わすメンバーたち。DinDinが新型コロナに感染した影響で撮影が2週間延期となり、約1か月ぶりの撮影となったからだった。レギュラー出演者にコロナ感染者が発生した場合、代役を立てたり、いないまま進行したりするケースが多い中、この番組はムン・セユン、キム・ジョンミンがコロナ感染したときも回復するのを待ってから撮影を再開するなど、メンバー一人ひとりの存在感が大きく、6人での旅を大事にしている。
そんなチームワークが魅力の「1泊2日」チームだからこそ、メンバーとメインPDとの別れの旅ともなる今回の旅は意味深い。DinDinが自分のコロナ感染より、パン・グリPDの番組降板の記事の方が大きく報じられ、話題を全部持っていかれたとイジけながら、わちゃわちゃ感いっぱいにスタートし、RAVIが「きょうという日を僕がいつまでもずっと記憶できたら」と番組降板を匂わす発言もしていたが、いつも通りゲームをしてご飯を食べる楽しさあふれる展開だった。ところが、番組終盤、涙なしでは見られないシーンが突然やってきた。
パン・グリPDと放送作家がメンバーたちのため、おやつのキッチンカーを差し入れし、おやつタイムを設けたシーンからだ。メンバーたちがタペストリーに書かれたパン・グリPDのメッセージを読み始めたときからウルッときていたが、メンバー6人とパン・グリPD、放送作家が記念撮影をするのにポーズを取っていたら、RAVIが「一緒に(写真を)撮れない」と目頭を押さえ、我慢していた涙腺が一気に崩壊したのだ。
パン・グリPDが「いまからそんなんじゃダメだよ」となだめる隣で、ヨン・ジョンフンがRAVIの肩をポンポンし、ムン・セユンは膝から崩れ落ちた後、RAVIを抱きしめ、もらい泣き。DinDinも最初はみんなが泣いている状況が面白くて笑っていたが、その後ずっと天を仰いでいた。そうして、場が突然しんみりムードに。
ムン・セユンが、メンバーたちが全く機能していないことにいち早く気付き、「食べてから泣こう」とメンバーたちに声をかけ、普段泣かないヨン・ジョンフンまで泣いているのを見つけると「なんで泣くんだよ」となんとか態勢を整えようと一人で必死に立ち回っていた。
すると、そのときキム・ジョンミンが「僕はレモネード」とボソリ。全く空気を読まず、いや空気を読んでの発言かもしれないが、この一言で悲しい雰囲気を一瞬にしてぶち壊した。泣いていたRAVIも大爆笑。一気にメンバーたちを現実に引き戻したキム・ジョンミンに、ムン・セユンとRAVIはグッドポーズで感謝した。やはり、こういう天才的な笑いを生み出せるのはキム・ジョンミンしかいない。だてにシーズン1から唯一、出続けているわけではない。今後、この「僕はレモネード」は最高に悲しくて笑える一言として語り継がれるのではないだろうか。
その後、おやつを待っている待機部屋でも余韻が消えず、感情が込み上げてくるDinDinに、ムン・セユンが「僕はレモネード」を呪文のように唱えるようアドバイス。相変わらずしんみりムードが続いていたが、またもキム・ジョンミンがファインプレー⁉ なんと今度はいいタイミングでおならをしたのだ。RAVIがキム・ジョンミンのお尻をペンペン叩き、コントみたいな笑いが起きる中、一瞬にして涙が引いたDinDinは、おかげで落ち着けたと感謝した。この日のキム・ジョンミンには笑いの神様が降りてきているようだった。
RAVIが「1泊2日」という番組、そしてメンバーたちにこんなにも愛情を持っていたのか、ということがよく分かったし、改めてメンバー同士、メンバーとスタッフの信頼関係の強さが感じられた。前編だけでも感動的で、すでにウルウルしていたメンバーたちなので、次回放送の後編ではどのような姿が見られるのだろうか。そういえば、「チプサブイルチェ」でも初代メンバーのソンジェ(BTOB)が入隊のため、番組を卒業するとき、大号泣の卒業式が行われたが、「1泊2日」ではやはり入隊により番組を離れるRAVIをメンバーたちがどう送り出すのか、注目される。
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