21日に続き22日の朝鮮労働党中央軍事委員会拡大会議でも金正恩氏(奥中央)が司会を務めた=23日、平壌(朝鮮中央通信=聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫)
21日に続き22日の朝鮮労働党中央軍事委員会拡大会議でも金正恩氏(奥中央)が司会を務めた=23日、平壌(朝鮮中央通信=聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫)
【ソウル聯合ニュース】韓国軍合同参謀本部のキム・ジュンラク広報室長は23日の定例記者会見で、北朝鮮で開催されている朝鮮労働党中央軍事委員会拡大会議の内容に対する見解を問われ、「関連動向を鋭意注視している」「評価(分析)しているところだ」などと答えた。北朝鮮の朝鮮中央通信はこの日、会議2日目の22日も金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長(党総書記)が司会を務め、朝鮮人民軍前線部隊の作戦任務の追加を確定し、作戦計画の修正などを討議したと伝えた。

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 キム氏は「わが軍も戦略環境の変化、われわれの能力の変化、北による脅威の変化に応じて作戦計画を発展させつつある」と述べた。

 朝鮮中央通信は前線部隊の作戦任務追加と作戦計画修正の具体的な内容には触れなかったが、4月に金正恩氏が立ち会う中で発射実験を実施した「新型戦術誘導兵器」など、核兵器の搭載が可能な短距離ミサイルの運用と関連があるとの見方も出ている。北朝鮮メディアは当時、戦術核兵器を最前線の砲兵部隊で運用すると報じていた。

 韓国軍の関係者は「(戦術核よりは)新兵器体系の開発と配備に伴う作戦計画の発展と関連がありそうだ」と話した。

 一方、米国が対人地雷の使用方針を変更し、朝鮮半島以外では使用しないと発表したことに関し、国防部のムン・ホンシク副報道官は「(米国の方針変更は)朝鮮半島の安全保障には影響を及ぼさない」とした。また「国際社会で人道的な観点から被害を減らす努力があることはわれわれもよく分かっている」と述べた。


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