イム・ユンチャン の最新ニュースまとめ
イムが先月30日の記者会見で言及したダンテによる長編叙事詩「神曲」が注目されている。読書好きで知られるイムは、2年前のリサイタルでリストの「ダンテを読んで~ソナタ風幻想曲」を演奏したことを振り返りながら、「この曲を理解するにはダンテの『神曲』を読む必要がある。内容を覚えるように読んだ」と語った。
これが影響し、「神曲」の販売は大きく伸びた。多くの翻訳本のうち、教保文庫、YES24、アラジンの大手オンライン書店3社で最もよく売れたのは朴商辰(パク・サンジン)釜山外国語大教授が翻訳した3冊セットで、7月だけで1100セット、ばら売りを含め3400部が売れた。5月(1200部)、6月(2200部)を大幅に上回る売れ行きだった。
米ピアニスト、ラッセル・シャーマンの音楽エッセー「ピアノの話(原題:Piano Pieces)」も関心を集めている。シャーマンに師事したソン・ミンス韓国芸術総合学校教授は先ごろマスコミとのインタビューで、教え子のイムが同コンクールの準決勝を前に「きょうの演奏はラッセル・シャーマンにささげたい」というメッセージを携帯電話に送ってきたというエピソードを紹介していた。
また、イムが決勝で演奏したラフマニノフの「ピアノ協奏曲第3番」が話題となり、YES24の集計によるとラフマニノフの作品を収録したクラシックCD、LPの6月の販売枚数は前月比で63.5%増加した。
YES24は、イムが韓国・KBS交響楽団と協演する来月20日の公演のチケットは早々に売り切れ、6月に販売したクラシック公演のうち予約率3位を記録したと伝えている。
Copyright 2022YONHAPNEWS. All rights reserved. 40