【ソウル聯合ニュース】昨年6月に米国のバン・クライバーン国際ピアノコンクールで史上最年少優勝を果たした韓国の
イム・ユンチャン(18)が、同コンクールでラフマニノフのピアノ協奏曲第3番ニ短調を演奏したときの動画が23日に動画投稿サイト「ユーチューブ」で再生回数1000万回を突破した。 動画はバン・クライバーン財団が昨年6月に公式ユーチューブチャンネルに公開した。同財団は公式ツイッターを更新し、「イム・ユンチャンの歴史的で巨匠らしい2022バン・クライバーン国際ピアノコンクールでの演奏動画がユーチューブで再生1000万回を突破した。もう一度演奏を鑑賞できる完璧な日」とし、演奏動画のURLを表示した。 イムは同コンクールの決勝でピアノ協奏曲第3番を演奏した。この曲は高難度の演奏技術を要するが、イムは神懸かり的な完璧な演奏を披露し、旋風を巻き起こした。動画にはイムの演奏終了後にスタンディングオベーションを送る観客や指揮者のマリン・オールソップ氏が涙を拭うような姿も収められている。 この動画は、同曲を演奏する世界的なピアニストの動画としてはユーチューブで再生回数が最も多い。バン・クライバーン財団は動画が大反響を呼んだことを受けて、昨年9月に画質と音質を改善したリマスター版もユーチューブに公開した。 イムは5月から予定されている米ツアーでも同曲を演奏する。
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