2月1日に初回が放送されるSBS のTVドラマ『ガラスの華』(脚本:パク・ヘギョン/演出:イ・ジャンスン)が、韓国ドラマとしては初めて、日本での制作発表会を行なった。

キム・ソンス の最新ニュースまとめ

9日午後1時、神戸のメリケンパークオリエンタルホテルのアクアホールで開かれた制作発表会には、150人余りの日本の記者が、このドラマの主演俳優であるキム・ハヌル、イ・ドンゴン、キム・ソンス、金子昇を待ち構えていた。

共同通信と時事通信、毎日、朝日、読売、中日といった主要日刊紙と、朝日、神戸、毎日TVなどの放送媒体、ニッカンスポーツ、東京スポーツなど、合わせて40社以上のマスコミ関係者が集まり、最近の韓流熱風をまざまざと感じさせらせた。またこの席には、神戸国際観光コンベンション協会関係者らも同席し、注目を浴びていた。

今月4日に神戸入りし、現在ドラマ撮影中であるキム・ハヌルは「こんなに日本のマスコミが興味を持ってくれるとは思わなかった。デパートには韓国人俳優の写真などが多くて、とてもいい気分だった。ドラマを通して、韓国と日本の文化交流がもっと活発になったらうれしい」と挨拶した。

7日に関西国際空港に降り立ったイ・ドンゴンは、500人以上の日本のファンに取り囲まれ「僕たちのドラマが日本で放送され、より責任感を感じる。この作品をきちんと仕上げるのが重要だということを、改めて感じた」と日本の取材陣に感想を述べた。

制作発表会のため、8日、日本に到着したキム・ソンスも「仕事上、たくさんの方たちに見られて気分が良い。韓流熱風が日本で長いこと続くように、僕たちもドラマをよりよいものにしていかなければ」と意気込みを語った。

日本の取材陣は、ドラマの内容や登場人物について細かく質問を投げかけた。1時間に予定されていた制作発表会は、写真撮影を含めると1時間20分近くかかってしまった。

韓国放送の1ヶ月後、TBSで放送される『ガラスの華』は、養護施設で育った3人の男女の愛と友情を描いた作品。現在は、日本に養子に出されたドンジュ(イ・ドンゴン)のシーンを日本で撮影中だ。

日本で韓国ドラマが高い人気を得ている影響からか、日本企業らの協賛も相当なものだという。この日の制作発表会も、ロッテグループとBMWが協賛したイベントで、JALは俳優とスタッフ全員に航空チケットとホテル宿泊費を協賛。BMWはドラマの中でイ・ドンゴンが乗るオープンカーZ4モデルと5シリーズ3台だけではなく、スタッフたちのロケ車まで用意してくれるという。

このドラマの制作会社であるイギムプロダクションのチョ・ユンジョン代表は、「しっかりした企画に演出、認知度の高い俳優たちが一団となった結果」さらに「有名企業が協賛してくれるなんて、あらためて韓国ドラマの日本での人気を実感している」と語った。

日本の取材陣たちは「キム・ハヌルは映画『同感』が公開され、またイ・ビョンホンと共演したドラマ『Happy Together』が衛星放送で何回か放送されたことで、日本でも身近な俳優になった。イ・ドンゴンも日韓合作ドラマである『フレンズ』と『ランラン18歳』が放映され、日本の女性ファンが急増している。

共同通信出版本部のイ・スヒャン記者は「もし東京で制作発表会を開いたら、大勢の報道陣が追ってくる」と、日本での韓流熱風を伝えてくれた。

『ガラスの華』制作陣は14日頃までに日本での撮影を終え、帰国する予定だ。

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