画家デビューしたチョン・インジ「新人作家チョン・インジも見守ってください」(画像提供:wowkorea)
画家デビューしたチョン・インジ「新人作家チョン・インジも見守ってください」(画像提供:wowkorea)
女子プロゴルファーとして活動しながら韓国と米国で15勝を挙げたチョン・インジが画家として正式にデビューし、新たに出発する未来を応援して見守ってほしい」と呼びかけた。

チョン・インジ の最新ニュースまとめ

 チョン・インジは来る17日から来月7日までソウル・チョンノ(鍾路)区の画廊で「Bird、Meet Dumbo:好奇心が作品になる時」というタイトルで絵画展示会を開催する。これまでプロゴルファーとして活動しながら時々描いてきた絵と「オウム画家」で有名なパク・ソンミ作家と協力して描いた11作品などを展示する。

 開幕を控えて15日、記者懇談会を通じて先に作品を公開したチョン・インジは「この10年間、プロゴルファーとして活動した経験も作家としてデビューするのに役立った」とし「全く別の分野で新しいスタートを切るだけにプレッシャーがなくはなかったが、新人作家としてデビューしようと準備していたら、まるでゴルフ選手としてもルーキーになったような気がした」と述べた。プロゴルファーと作家活動を並行するのがシナジー効果を出すような気がするので、2023年がさらに待ち遠しいと語った。

 チョン・インジが絵に関心を持ったのは偶然のきっかけからだ。昨年末、ツアー活動を終えて帰国し、休息を取っていたところ、パク・ソンミ作家の展示会を訪れた。絵を習ったこともなかったチョン・インジは、展示会観覧後、絵を習ってみたいと思ってパク・ソンミ作家に弟子入りすることを提案した。

 パク・ソンミ作家はこの提案を受け入れ、自分のノウハウを惜しみなく伝授。チョン・インジも早く絵にハマった。

プロゴルファー活動も疎かにできなかっただけに、最初は試行錯誤も多かった。そうすればするほど、チョン・インジは自分だけのための真正性のある絵を描こうと努力した。

 今回展示された作品は大きく大きく二つに表現した。ファンが付けてくれて自分の象徴になったキャラクター「ダンボ」、そして10年間プロゴルファーとしてツアー活動をしながら感じてきた考えと瞬間を描いた。

 画廊1階に展示された「私はなぜここに?」という作品は、キャラクター・ダンボの顔をクローズアップし、プロゴルファーとして活動しながら大変だった瞬間を描いた。師匠であるパク・ソンミ作家が描いた「自己省察」という絵からインスピレーションを得て自身の大変だった時間を振り返る瞬間を表現した。

 「108」というタイトルの絵にはプロゴルファーの苦悩が盛り込また。108個の疑問符がまるでブラックホールに吸い込まれるように表現したが、これはゴルフのカップ(ホール)の大きさである108ミリメートル、そしてゴルフと人生が仏教でいう108の煩悩とも通じるという意味を込めた。

 チョン・インジは「ツアー活動を並行しながらだとどうしても作業の時間が多くなかった。それで絵を描くとき、より一層真正性を持って盛り込もうと努力した」とし「ツアー活動中に移動する飛行機の中でスケッチしたり、インスピレーションが浮び上がる度にスケッチした後に考えたことを作業室で作品として盛り込んだ」と説明。続けて「一度絵を描くと作業室で寝て描くほど夢中になった」とし「今回の展示会を準備しながら最後は27時間作業室の外に出てこなかったほど心酔していた」と付け加えた。

 また「多くの選手が趣味活動をしながら生活のバランスを合わせようと努力している。そのようなことが競技中に溜まったストレスを解消し、再び競技力を向上させるのに役立つが、実は容易ではない」とし「絵を描いた後から再びゴルフクラブを握った時に新しい意欲が生まれ、先生(パク・ソンミ作家)一緒に作業する時間自体が意味のある時間だった。そのようなことがゴルフにも肯定的なエネルギー、善良な影響力につながり、4年ぶりに優勝する原動力になったのも事実だ」と語った。

 プロゴルファーに続き、画家に変身したチョン・インジは、今後さらに多様な作品活動を通じてファン、そして大衆と疎通することを期待した。

 チョン・インジは「今回の展示会で見せたこと以外にも、さらに多くのことを絵で見せることができると思う」として「機会がある度に引き続き作業を継続するつもりだ。ゴルフ競技をしながら持つより多くの考えと選手として活動しながら感じたことなどを作品に盛り込みたい」と希望を語った。

 シーズンを終えた後、展示会の準備で十分な休息が取れなかったチョン・インジは、しばらくリフレッシュした後、来年1月2日、米カリフォルニア州に訓練のため出発し、2023シーズンの準備に入る。

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