韓国　きょうのニュース（１２月１９日）

◇尹大統領　年明けに内閣改造か　　尹錫悦（ユン・ソクヨル）大統領が、新年に内閣改造に踏み切るとの見通しが出ている。ソウルの梨泰院雑踏事故を収拾し、就任２年目の改革を進めるためにふさわしい刷新の時期を見極めているとみられる。時期は今のところ、旧正月連休（来年は１月２１～２４日）前後の１月中旬から下旬になるとの見方が出ている。ただ大統領室の関係者は１９日、聯合ニュースの取材に対し、内閣改造について「メディアに説明できる内容はまだない」と述べた。◇地下鉄値上げ　ソウル市長「政府の支援なければやむを得ない」　呉世勲（オ・セフン）ソウル市長は聯合ニュースとのインタビューで、来年の地下鉄料金の値上げ計画を巡り、高齢者などを対象とする地下鉄無料乗車による損失を政府が穴埋めしなければ値上げを検討せざるを得ないと述べた。呉氏が地下鉄値上げの可能性について公式に言及したのは初めて。ソウル地下鉄の初乗り運賃は２０１５年に１０５０ウォン（約１１０円）から１２５０ウォンに引き上げられて以来、８年間据え置かれている。◇韓国人の６６%「韓国文化は先進国レベル」　「結婚必須」１７．６%　韓国人の約６６%が、韓国の文化が先進国レベルと考えていることが、文化体育観光部が公表した「２０２２年韓国人の意識・価値観調査」の結果で分かった。また結婚が必須だという認識は１７．６%にとどまった。同調査によると、韓国文化が「すでに先進国レベル」という回答は６５．９%を占めた。韓国の大衆文化が「優秀だ」という回答は９６．６%で、２００８年の調査より４３ポイント上昇した。◇北朝鮮「偵察衛星」は準中距離弾道ミサイル　当初の判断変えず　韓国軍当局は、北朝鮮が１８日に発射したと明らかにした「衛星試験品を搭載した運搬体」について、準中距離弾道ミサイル（ＭＲＢＭ）だとする当初の判断を維持すると発表した。韓国軍合同参謀本部のキム・ジュンラク広報室長は定例会見で、「北が昨日発射したものをＭＲＢＭとする韓米情報当局の評価に変わりはない」とした上で、具体的なことは北朝鮮のミサイル開発に関する動向に照らして総合的に分析していると述べた。